2020年の米国レイバーデーは本日9月7日。レイバー・デー明けは相場の急変に注意せよ
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9月から新学期がスタートする米国。
日本では4月から学校の新学期が始まり、新入社員も4月から社会人生活がスタートとなりますが、米国では9月が新学期。

これは、金融市場にとっても同じこと。つまり、9月は相場に新しい動きが出始めやすい時期であり、その転換点となりやすいのが「レイバーデー(Labor Day)」=「労働者の日(祝日)」です。その2020年の米国レイバーデーが、本日9月7日に当たります。

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米国レイバーデーと相場

新学期のスタートする9月は、新たな気持ちで仕事への取り組みがスタートする時期。

米国レイバーデー(9月第1月曜日=2020年9月7日)は米国市場はお休み。夏のバカンス・シーズンの終了であり、9月8日(火)からが新しい新年度の始まりです。日本では4月が新学期で心機一転新たな気持ちで挑む季節となりますが、米国人もレイバーデー明けが心機一転の時期となるわけです。

そのため、レイバーデー明けに、相場の流れがガラッと変わることが多く、また、トレンドも出やすい傾向もあります。そのため、相場には注意が必要な時期となります。

9月第2土曜日まで相場に戻るな

上記のような背景があるため、9月の上旬は機関投資家をはじめとする大口トレーダーがどのような、動きを取るか、見極めることが大変重要です。

よく知られるSell in Mayという相場格言がありますが、その続きがあることをご存知でしょうか。

相場格言:Sell in May(セル・イン・メイ)

英語 :
Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.

日本語:
「5月に売って、セント・レジャー・デー(9月第2土曜日に行われる競馬レース)まで戻って来るな」という意味。

本格言は冒頭の「Sell in May」の部分の部分ばかりが注目され、5月相場は5月を待たずして下落することが多いですが、その後の続きの部分も重要です。

上記格言に従うなら、9月第3週目ぐらいから、様子を見ながら相場に参入する方が投資効果が上がりやすいと言えます。

過去に起こった大恐慌はレイバーデー明けから始まっている

9月、10月は歴史的な大恐慌が起こった月として知られています。

歴史的大恐慌

1929年10月24日 世界大恐慌
1973年10月   第一次オイルショック
1985年09月   プラザ合意
1987年10月19日 ブラックマンデー
1992年09月   英国がユーロ導入を断念(ポンド危機、ジョージソロスに敗北)
1998年10月   ロシアデフォルト→LTCMが破綻
2001年09月11日 9.11同時多発テロ→株式市場が閉鎖→暴落
2008年09月15日 リーマンショック

例えば、1929年の世界大恐慌、記憶に新しい2008年のリーマンショックも、レイバーデー明けから相場が不安定になり始め、最終的に大暴落につながっています。

今年がそのような年に当たるかはわかりませんが、リーマンショック後、金融緩和を背景に、米国株価は急速に回復。ナスダックに至っては、過去最高値を付けるに至りました。
今年はレイバーデーを待たず、ダウが一時1000ドル安を付けるなど、不安定な状況も見受けられます。

新学期が始まり、相場に戻ってきたトレーダーたちが、フレッシュな目で相場を見たとき、先日の急落は絶好の買い場だったと映り、再び力強く上昇するかもしれませんし、或いは、コロナ禍で経済が未だ回復しない中、今の株価は高すぎと判断され下落するかもしれません。また、米国大統領選挙、米中対立など、相場を揺るがす要因は事欠きません。

相場が上がる要素もあれば、下げる要素もいろいろありますから、慎重にトレードされることをお勧めします。

なお、9月の相場アノマリーは以下にまとめていますので、こちらも合わせてご確認ください。

現在の株価

ダウ30


S&P500


最後に

今回は、レイバーデー明けの相場に注意が必要な理由を解説させてもらいました。

相場の変化はリスクでありチャンスでもあります。どのような動きをしても対応できるように、ヘッジ策などを取っておかれることをお勧めします。