iDeCo加入者実態:加入者数は?毎月いくら拠出(積立投資)してる?
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税の優遇を受けながら老後資産を貯められるiDeCo
毎年の所得税・住民税を押さえたり、運用益にもほぼ税金がかからない最強の資産運用法にも拘わらず、利用者が少ないのが現状です。

実際、iDeCoをどのぐらいの人が加入してるのか、毎月いくら拠出(積立)しているのかを調べてみました。

iDeCoの加入状況

iDeCoの加入状況は、iDeCo公式サイトで確認ができます。

iDeCo加入者数

iDeCo公式の発表データを見ると、最新データ平成31年4月時点におけるiDeCo加入者数は、123万人。前月比+3.2万人となっています。

一方、老後2000万円不足問題で物議を醸した金融庁発表「人生100年時代における資産形成」レポートによると、iDeCoの加入者は平成30年3月データで172万人。
日本の成人人口に対して1.6%しか利用していないと利用率の低さを指摘しています
※iDeCo制度利用対象外の人も含まれているので、上記は数字を小さく見せて煽っているとも言えますが。

日本の投資優遇制度の利用状況

いずれにせよ、非常にメリットがある制度なのに利用率が少なすぎるのが現状です。

iDeCo利用者の掛金分布・平均

iDeCo 加入者の掛金額分布・平均

上表は、iDeCo利用者の掛金分布・平均です。

iDeCoの掛金は、月々5,000円以上1,000円単位で、第1号(主に事業主)、第2号(主に会社員)、第3号(主に主婦)によってそれぞれ掛金可能額は異なりますが、全体平均掛金は15,783円

基本的に60歳にならないと引き出せないため、無理のない範囲で掛金額を設定している方が多そうです。分布をみると、掛金上限まで掛けている人(「65,000円~」組、或いは、「20,000円~」組)は多いとは言えません。

参考:

掛金全体平均は減少傾向?!

iDeCoは普及が進むに伴い掛金の全体へ金額が下がっています。2018年3月時点では、iDeCo加入者数は85.3万人で全体平均額は16,222円でした。

ideCoは制度開始から10年以上経つにも拘わらず、これまで利用が進みませんでした。理由は、国も宣伝しなかったけど、金融機関も自分たちにとっての利益が薄い制度でCMなど宣伝をしなかったから。

一方、NISAは急速に立ち上がりましたが、これは、手数料を稼ぎたくて金融機関が競って広告したから広まりも早かった。

ちなみに、金融機関が儲からない制度=利用者にとっては手数料が小さくてお得に運用できる制度ということです。

金融リテラシーが高い人(おそらく、資産も持っている人)はいち早くこの制度(当時は、「確定拠出年金」)のメリットを理解し、早く利用開始したんです。彼らは、掛金額も高かったと思われ、新規参入組よりも掛金が大きかった。しかし、国も、年金だけでは老後が危ういと、力を入れてアピールをし始めたため、利用者は拡大。それとともに、毎月の拠出金(積立金)も減っていると推察します。

iDeCoの利用者数は、仮想通貨ユーザに大きく劣る

さて、iDeCoの現時点の加入者は123万人でしたね。

一方、2018年4月10日、金融庁で開かれた「仮想通貨交換業等に関する研究会」の第1回会合で明らかになった、仮想通貨の現物取引ユーザ数は350万人、証拠金・信用・先物取引ユーザ数が14万人

仮想通貨口座は、2017年のバブルで一気に口座数が増加。日本人は他国に対し慎重な性格とされますが、一方で、ギャンブルに飛びつく傾向があります。出川組と言われる仮想通貨新参者がバブルに飛び乗った結果、どうなったかは皆さんが知るところです。

一方、iDeCoは10年かかってやっと123万人。米国にもiDeCoと同様の年金制度401kがあり3人に1人が利用。優遇政策であることが十分理解され利用されています。その差の一端が、以下の日本と米国の資産格差となっているのでしょう。(投資すれば、当然、マネーリテラシーも上がりますので)

iDeCo、余力があるなら満額拠出すべし

iDeCoは資金的余力があるなら満額拠出を薦めます。

その理由の一つ、節税効果については、以下の記事で年収別にiDeCo満額拠出でどのぐらい節税できるかをまとめました。
内容を見れば、満額拠出を進める理由が十分お分かりいただけると思います。

早く始めるほど、今年分の確定申告・年末調整での節税額が大きくなります。

今すぐ、iDeCoを始めよう

iDeCoが今すぐ始めた方がいい制度だと理解できたなら、今すぐ口座を開設すべく行動を起こしましょう。

どの金融機関でiDeCoを始めると、将来の資産形成に有利か、以下のページで解説しています。
具体的には、
・利回り5%を達成する積極的運用ポートフォリオ
・利回り5%で30年でいくら貯まるか
・金融機関別、ポートフォリオ(具体的に投資すべき金融商品とその割合)

なお、結論だけすぐに知りたいという方に要点のみお伝えすると、以下のようになります。下記結論を導き出すに至ったシミュレーション結果は上記個別記事にてご確認ください。

結論:iDeCoで投資すべき金融商品と金融機関

  • 信託報酬(運用コスト)が極めて低いeMAXIS Slimシリーズへの投資がベストチョイス
  • sMAXISシリーズの取り扱いがあるSBI証券 セレクトプランでiDeCoを行うのが最も資産形成の近道

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