
すっかり終わってしまったように見える仮想通貨 ビットコイン。
市場参加者は去り、まるで死んで死んでしまったかのように値動きも乏しい状況が続いています。
しかし、桜の花が寒い冬を耐え忍んだ後に、満開の桜を向かえるように、今、仮想通貨は上昇に向けて準備中(日柄をこなす)なのだとChamiは考えています。
値動きはないものの、要人の明るい発言も見受けられるようになった今、私は、こんなときってチャンスじゃない?と、これまでアホールドしていたポジションはそのままに、追加投資は見送っていましたが、今、ここにきて、買い出動を始めるべく、今週、日本の仮想通貨業者に資金移動を行いました。
さて、ここで、私が考える、仮想通貨上昇反転の3つの兆候を確認してきましょう。
目次
ビットコインチャートからみる、反転の兆候
長期データを見る場合はUSD建ての方がよいので、ビットコインの値動きをUSD建て=BTCUSDで見ることにします。
ビットコイン週足チャート
以下は、2013年のビットコイン最高値とその後の底値、2017年12月のビットコイン最高値とその後の最安値に「縦線」を引いています。
ビットコイン週足対数チャート
2017~2018年の価格変動が大きすぎて、2013年の値動きの状況がわかりにくいため、対数表示したのが以下のチャートです。
「対数チャート」とは、「何円上下したか」ではなく「何%上下したか」を基準に目盛りをとったチャートです。どのぐらいの率で変動していたかがはっきりとわかります。
ビットコイン上昇(下げ止まり)の3つのサイン
以下、上記2つのビットコインチャートから、私が反転の兆候と考える3つのサインについて解説します。
①200日移動平均線が抵抗線として機能
上のチャートで示したオレンジ色の線は、株やFXで重要な指標とされている最もシンプルな指標の一つ200日移動平均線です。
この200週移動平均線が2018年12月と2019年1月の2回、この線が抵抗帯となって機能しています。この現象はかなり重要だと考えています。
②2013年の大暴落と同等の日柄を消化
上記のチャートの通り、2013年のビットコイン暴騰から大暴落までにかかった時間は59週。今、2017年12月のピークからほぼ同等の日柄をこなし、反転しています。
③MACDがクロス
MACD線がシグナル線をしたからクロスする「ゴールデンクロス」を示しています。これも、少し長めの時間軸で見れば、「買い」サインです。
以上が、私が考える、3つのビットコイン上昇の兆候です。もちろん、以下のような用心の意見も参考にしています。
英銀行、仮想通貨XRPの「xRapid」を利用した国際送金開始を明かす|実利用段階に確かな手応え https://t.co/LP0aX7cIP6 @coin_postさんから
— 北尾吉孝 (@yoshitaka_kitao) March 4, 2019
ビットコイン価格、今年中に1万ドル|仮想通貨取引所BitMEXのCEOが2つの金融政策を理由に予想https://t.co/bYQGv34cID
BitMexのCEOであるArthur Hayes氏は、今年ビットコイン価格は「1万ドル」にまで回復すると予想し、そのための鍵として、連邦準備制度理事会と中国の経済政策の二つを挙げた。
— CoinPost 仮想通貨メディア【WebX 7月開催】 (@coin_post) March 23, 2019
仮想通貨市場は今後どうなる?ビットコイン復調に向け新たな変化https://t.co/U4kW2b5KhJ
BTCをはじめ、方向性が見えてこない仮想通貨市場。昨年末からの下落要因を見ていくと、2019年に入り状況が緩和しつつあることがわかった。ファンダ要因、ドミナンス、ハッシュレート推移などから考察する。
— CoinPost 仮想通貨メディア【WebX 7月開催】 (@coin_post) March 22, 2019
時価総額の変化:まだ大きな資金流入はなし
以下は、仮想通貨市場全体の直近2年間の時価総額の推移です。
上記に見られる通り、仮想通貨から流出したマネーはいまだ全く戻ってきていません。ただ、一旦は底をつけ、じんわりじんわりと資金が入ってきているようです。
いつ、大量のマネーが仮想通貨市場に戻ってくるかはわかりません。
しかし、一方で、仮想通貨は過去の傾向からも、一度、火が付くと暴騰しやすい傾向があり、また、ブロックチェーン技術は着実に進展し、実ビジネスに入り込んできています。結果として、今、リスクをとっておけば、リターンが得られるはずです。
総悲観モードの時が、もっともおいしい投資タイミング
以下のような相場格言があります。
・相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく
・人の行く裏に道あり、花の山
賑わいを見せている相場というものは、大暴落しているか、大暴騰しているかで、言葉は悪いですがいわゆる「養分」と言われる人たちが活発に動いているときです。投資で成功するためには、皆が怖がっているときに投資してこそ投資妙味があります。
仮想通貨に限りったことではありませんが、投資は短期利益を追求するのではなく長期的(といっても2,3年)な目線をもって挑む方が、精神的にも苦労せずに着実にリターンが得られます。幸い、仮想通貨は株式よりも時間軸が短いので、株式よりも短期で儲けられるチャンスがあります。
特に仮想通貨のようにいきなり勢いづく市場において、上昇の勢いが付いたジャストタイミング投資するのは、不可能です。頭としっぽはくれてやれ方式で投資する方が、疲弊せずにすみます。
一度に投資するには怖い相場です。不安なら、一度に投資する必要はありません。サラリーマンなど毎月収入がある人は、もし、積立方式で投資するなら、しばらく相場がダラダラ低迷してくれた方が、量が仕込めます。私は、毎月一定額の積立を淡々と進めていく方針です。
今は投資家心理サイクルの「意気消沈期」
過去の再掲ですが、以下の図は、投資家心理で表現したのが、Psychology of Market Cycle(サイコロジーマーケットサイクル:投資家心理と市場サイクル)です。
私自身は、今は、次のビットコインのサイクルが始まる前の「意気消沈期」にあると確信しています。
サイクルの「11番:怒り、自暴自棄」の時期を過ぎ、「12番:幸福、意気消沈」期へ。もはや白旗降参状態であるが故に、出ていくものは市場を去り、値動きもなくなってしまったのだと思います。
気長に待っていれば、次のサイクルが始める、だから今はチャンスの時。気長に行きましょう。
1. Disbelief(懐疑)
2. Hope(希望)
3. Optimism(楽観)
4. Belief(確信)
5. Thrill(スリル)
6. Euphoria(陶酔)
7. Complacency(陶酔、独りよがり)※間違った買い
8. Anxiety(不安)
9. Denial(拒否)
10. Panic(パニック)
11. Anger(怒り、自暴自棄)
12. Depression(降伏、意気消沈) →再び「1」へ
アホールド、保有ビットコインは貸仮想通貨で利息をもらう
冒頭で記載した通り、私は、人より仮想通貨投資を始めたタイミングが早かったですが、その後、アホールドしてしまい、ビットコインに限って言うなら、たぶん、買値と現在値がトントンぐらいな感じです。(他の通貨では大きく損しています。)
だから、アホールド中のビットコインは仮想通貨版「定期預金」ともいえる、「貸仮想通貨サービス(レンディングサービス)」利用でで金利運用しています。
リターンは預入期間によって、金利は3%、5%といった感じですが、金利もビットコインでつくので、ビットコイン価格が上がれば、購入時の円価換算で考えれば、大きく利益になります。
今、価格が底値付近の内に買って貸仮想通貨すれば、金利収入を得えながら、仮想通貨の値上がりを待つという、投資戦略はうまくワークします。
現在は、bitbank(ビットバンク)の貸仮想通貨サービスが最もお勧め。
他社との比較などの詳細は、以下にてご確認を!
ついでにどうぞ
バイナンス(Binance)は世界の投資家が利用する注目の仮想通貨取引所。
ビットコインはさっぱりですが、底値から61.8%の上昇を達成しているバイナンス(Binance)の取引所トークン「BNB」についても分析しています。