2019年6月からの"ふるさと納税"ルール厳格化に先立ち人気返礼品が続々掲載中止。まだ残っている高還元率返礼品を調査

2019年、ふるさと納税のルールが厳格化されます。

平成31年度税制改正では、過度な返礼品競争が問題となっているふるさと納税の見直しが焦点となり、>ふるさと納税返礼品は「調達額は寄付額の30%以下で地場産品」とし、総務省がふるさと納税返礼品のルールを守らない自治体は指定自治体から除外。来年6月1日以降は寄付をしても税優遇を受けられなくなるという新たな仕組みを打ち立てています。

これに伴い、自治体自ら返礼品の掲載を取りやめたり、或いは、ふるさと納税サイトからの指導で掲載中止となる自治体が出てくるなど、6月を待たずして魅力的な返礼品が減る事態となっています。

それでも、まだ魅力的な返礼品は掲載されているのか、現状を調べてみたところ、なんと、まだ還元率50%、および、iPadなどの商品が申込可能でした。いつ掲載停止となるかは不明ですので、欲しい方はお早めに!

ルールを守らない自治体は6/1以降、寄付しても税優遇を受けられない可能

繰り返しとなりますが、平成31年度税制改正大綱では、この基準を守らない自治体は指定自治体から外し、来年6月1日以降は寄付をしても税優遇を受けられなくとしています。

このルールは6月1日からの適用となる方針ですが、一方で、自治体は自主的に事前に返礼品の見直しを始めており、魅力的な返礼品がどんどん減っているのが現状です。

平成31年度税制改正大綱(2018年12月14日発表)

姿を消した魅力的な返礼品

以下は、11月上旬に発表された、総務省が発表したお得すぎ!還元率が3割以上の自治体ブラックリストです。

人気返礼品のAmazonギフト券は姿を消す

昨年、特に魅力的な返礼品として世の中の注目を集めたのが静岡県小山市や佐賀県みやき町が掲載していたAmazonギフト券
しかし、2019年1月以降、2自治体ともふるさと納税の受付を取りやめています。

静岡県小山町 :ふるなび:受付中止案内
佐賀県みやき町:ふるなび:掲載なし

自治体によっては、ふるさと納税サイトから掲載締め出し

自主的に返礼品を見直す自治体がある一方、総務省と戦う姿勢を見せている大阪府泉佐野市などは、ふるさとチョイスでは完全掲載停止、楽天ふるさと納税ではビール系飲料、缶酎ハイ、清涼飲料、お肉、フルーツ他、楽天の掲載基準に抵触する返礼品を一部掲載取り止めとなっています。

他のふるさと納税サイトすべてで掲載取り止めとなっているわけではないので、現時点ではふるさと納税サイトにより対応が異なっているようです。

大阪府泉佐野市:
ふるさとチョイス:掲載取り止め案内
楽天ふるさと納税:一部掲載取り止め案内

ふるなび ふるさと納税自治体人気ランキング 比較

現状を見ると、「ふるなび」は、今のところ、ふるさとチョイスや楽天ふるさと納税に比べて、返礼品の掲載基準がゆるいように見えます。

しかし、それでも、2018年12月まで人気だった自治体は、自治体自身が掲載を取り止めたか、或いは、ふるさと納税サイトから掲載中止を言い渡されたかなどの理由により、人気自治体ランキングも大きく変動しています。

そこで「ふるなび」にて、2018年11月時点と、現在2019年1月時点で自治体ランキングがどのように変動したか調べてみました。

順位 2018年11月24日時点 2019年01月13日時点
1位 和歌山県高野町 大阪府泉佐野市
2位 大阪府泉佐野市 宮崎県都農町
3位 宮城県多賀城市 掲載全面中止 北海道根室市
4位 長野県小谷村 長野県小谷村
5位 福岡県行橋市 掲載全面中止 静岡県磐田市
6位 静岡県小山町 長野県飯山市
7位 佐賀県武雄市 北海道白糠町
8位 大阪府大東市 静岡県焼津市
9位 岐阜県七宗町 宮崎県高鍋町
10位 茨城県日立市

これだけ順位が変わっているということは、2018年の魅力の返礼品が多く掲載取り止めになったということかと思います。

ふるなび高還元率&人気家電 返礼品の現在の掲載状況

ふるなびで2018年11月24日時点において掲載されていた、人気の高還元率返礼品が、今、2019年1月13日時点でも申込可能か確認してみました。

表の中で背景がグレーのものは掲載が終了しています。

現在は、まだ掲載中のものが多いですが、6月に向け、掲載取り止めになるものが出てくると考えられます。掲載終了前に、返礼品をもらっておきたいとお考えの方は、見つけたときに申込んだ方がよいかもしれません。

順位 返礼品
返礼地
返礼品名 寄付金額 還元率
1位
【掲載】

和歌山県高野町
還元率50%は絶対おすすめ!
ふるさとに行こう!
日本旅行ギフトカード

+Amazonギフト券1%分

2~200万円 50%
1位
【掲載】

大阪府泉佐野市
還元率50%は絶対おすすめ!
ふるさとへ帰ろう!
Peachセット

+Amazonギフト券1%分

1~10万円 50%
3位
【中止】

静岡県小山町
Amazonギフト券

Chamiの一押し ふるさと納税返礼品

+Amazonギフト券1%分

1~10万円 40%
3位
【中止】

静岡県小山町
サーティーワンアイスクリーム
商品券

+Amazonギフト券1%分

1~10万円 40%
3位
【掲載】

静岡県小山町
リンガーハットグループ共通商品券

+Amazonギフト券1%分

1~20万円 40%

【中止】

宮城県多賀城市
ソニー製品

スマートスピーカー、 ヘッドフォン、テレビ、ブルーレイ、カメラ 等

+Amazonギフト券1%分

2~85万円

【掲載】

福岡県行橋市
まだ、iPadが申し込めたとは驚き!
iPad

iPad WiFiモデル 32GB:寄付額12万円
iPad WiFiモデル 128GB:寄付額15万円
iPadPro 10.5インチ Wi-Fi 256GB:寄付額26万円

+Amazonギフト券1%分

12~26万円

【掲載】

福岡県行橋市
まだ、Apple Watchが申し込めたとは驚き!
Apple Watch Nike+ Series 4

・Apple Watch Nike+ Series 4(GPSモデル)

+Amazonギフト券1%分

14~15万円

今年は6月1日より前にふるさと納税を終えたほうがお得かも

上述の通り、現在、多くの自治体がふるさと納税の返礼品の見直しを行っており、今後もますます掲載取り止めがでてくることが考えられます。

そういった観点から言えば、旅行券が欲しいなら、今のうちに、以下の旅行券を獲得してくべきです。

ふるさとに行こう!
日本旅行ギフトカード

ふるさとへ帰ろう!
Peachセット

Amazon製品などの家電製品も、「調達額は寄付額の30%以下で地場産品」という条件を満たしているとは言えないものも多く掲載取り止めの可能性が多分にあると思われます。

どうなるかはわかりませんが、あまり、ぼやぼやしてるとおいしい魚をみすみす逃すことになりかねないので、注意をしてくださいね。