年末ジャンボ10億円! だけど、宝くじに"夢"はある?購入者が理解すべき低還元率と販売額減少の現実
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年末になると賑わいを見せる「年末ジャンボ宝くじ」
販売期間中はテレビで大々的にコマーシャル。高額当選歴のある宝くじ売り場には長蛇、ネット購入も可能になり、買い求めやす環境が整備されています。

注目の抽選日は、大晦日の2019年12月31日 。当選番号の発表時刻は11:00~
まず、当選金額の低いものから当選が行われ、ハイライトである宝くじ1等の抽選は12:45~13:00に行われます。

宝くじは「夢を買う」商品と言われ、確かに買わなければ当たる確率は0です。しかし、私は絶対に買いません。

今回は、還元率の観点から、「宝くじ」について考えてみましょう。


圧倒的に悪い宝くじの当選還元率

宝くじ公式サイトによると、30年度の宝くじの販売実績額は8,046億円

さて、この販売額に対し、当せん金として当せん者に何%が支払われているかご存知ですか?

上記図を見てわかる通り、
当せん金として、当せん者に支払われる割合は46.5%(3,745億円)。
つまり、残りの53.5%はそれ以外の費用に使われてしまうのです。

宝くじは、胴元が53%を召し上げてしまうぼろ儲け商売=愚者の税金

さて、ピンとこない方のために、もう少し、別の言葉でお話ししましょう。

例えば、パチンコ屋。もし、パチンコの出玉が投資額全体の46.5%しかなく、残り半分以上がパチンコ屋の利益だとしたら、そのパチンコ屋にあなたは行きますか?

いかないですよね。「玉が出ない!」と大ブーイングのパチンコ屋さんであること間違いなしです。

つまり、還元率46.5%の宝くじは、”公共事業への社会貢献”を掲げて公に行われる、元締めが53.5%の利益をかっさらう胴元商売。期待値的には絶対に投資してはいけない案件であり、「夢を買う」というスローガンのもと実施される「愚者の税金」なのです。

各種ギャンブルの還元率

では、宝くじの還元率がいかに悪いか?
それは、他のギャンブルと比較するとよくわかります。

ギャンブル名還元率管轄元
オンラインカジノ93~98%ライセンス
パチンコ・パチスロ80~85%警視庁
競馬70~80%農林水産省
競艇75%国土交通省
競輪75%経済産業省
オートレース70%経済産業省
宝くじ46.5%総務省

管轄元を見ると、各省庁の利権が色濃く絡んでいることがわかると思います。

実は、宝くじの販売額は減っている

実は、宝くじの販売額は減少傾向。
2017年度の売上額が前年度比6.9%減の7866億円にとどまり、20年ぶりに8千億円を割りこみました。

宝くじの売上は2005年度の1兆1047億円をピークに減少。その理由を、関係者は、「主な購入層だった中高年が年金受給者になり、自由に使えるお金が減ったためではないか」と分析しています。

© KYODONEWS 宝くじ売上額の推移

賢い皆さんは、公益ギャンブルはやめて、節税しましょう

賢い消費者の皆さんがやるべきことは、追加で税金を払うような行為をやめて節税することです。
最も簡単な節税方法は3つあります。

ふるさと納税

税金は払いますが、返礼品をもらうことで実質的な節税となります。
高額還元率の金券などをGetすれば、もはや、お金を返還してもらったのと同じです。

ふるさと納税の締め切りも、年末ジャンボ宝くじの当選日と同じ12月31日。時間は23:59までです。まだ済ませていない方は今すぐ、自己負担額2000円のみで特産品が届くふるさと納税を行いましょう。

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非課税投資:iDeCoとNISA

それぞれ以下のようなメリットがあります。

iDeCoのポイント

  • 対象者は満20歳以上60歳未満
  • 掛け金は毎月5,000円から
  • 国民年金の被保険者種別、及び他の企業年金の有無により掛金上限は異なる
    自営業 6.8万円/月、企業年金がない会社員、主婦 2.3万円、公務員1.2万円 等
  • 2018年から年単位の拠出も可能に
  • スイッチング(銘柄入れ替え)が可能
  • 60歳まで引き出せないので老後の資金形成向き
  • 売却益だけでなく、拠出時に所得控除対象で節税効果が高い
つみたてNISAのポイント

  • 日本在住20歳以上の方が対象
  • 100円から投資が可能
  • 非課税対象は、投資信託の譲渡益・分配金
  • 毎月40万円まで、最長20年間積立可能(最大800万円)
  • 投資可能期間は、2018年~2037年まで
  • 銘柄入れ替えは不可。一回限り
  • 売却は自由。結婚資金、住宅ローン返済、車購入などどのような用途の資金形成にも利用可能
  • 積立時の所得控除はなし

iDeCoとつみたてNISA、どちらで積立投資をするとよいかなどは、以下の特集にまとめています。知らないと損するので、是非、ご確認を!

最後に

今回は、宝くじの還元率から、宝くじを買うべきかどうかを考えてみました。
宝くじを買うより、着実に得したり、資産形成をする方法はあります。まずは、それらを実施した上で、宝くじをするか考えてみても遅くはないのではないでしょうか?

賢い納税者になりましょう!