トルコリラ円、投資家はいまだ慎重姿勢で買いは増えず。相場反転のカギを握る理由は2つあり

ロスカットが更なるロスカットを巻きこみ、セリングクライマックスともいえる大暴落となったトルコリラ。大幅下落から約1ヵ月が過ぎようとしていますが、今だ、大きな反転は見られません。

FX取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所の、毎週火曜日更新 最新のトルコリラ円売買動向を見ても、トルコリラ円の買いは増えてきていません。投資家の慎重姿勢が伺えます。

目下、反転のカギは二つ。現在のチャート含め、詳しく見ていきましょう。

トルコリラ円の買いポジション増加はわずか。投資家は慎重姿勢

くりっく365為替売買動向とは、毎週火曜日に前週火曜日取引終了時のデータを集計した売買動向データです。ドル円をはじめとする各種通貨の「買いポジション」「売りポジション」が公表されています。

昨日発表されたデータは、前週火曜日9月4日までの集計データ。

トルコリラ円、くりっく365 売買動向

グラフの通り、買いポジション(赤線)はほんのわずかな増加にとどまっています。今回の売りは行き過ぎとの考えもありながら、投資家は慎重姿勢を崩していません。

対円、対ドルのトルコリラチャートを見ておこう

では、トルコショック後、トルコリラはどう価格推移したか見ておきましょう。

一旦、19円ミドルまで反発したトルコリラ円ですが、現在は再び16円ミドルまで下落。なかなか思い切って買うことができないチャート形状ですね。

トルコリラ円 日足チャート

あと3-4日すると、遅行線がローソク足に近づきます。遅行線の特徴として、ローソク足とクロスする間際に、クロスしないように反発する傾向があります。もし、反発した場合は、再びトルコリラ円は下落することになります。

ここは慎重にポジション取りをした方がよいでしょう。

トルコ国債10年もの金利は、ピークアウトの様相

2018年になって、エルドリアン大統領体制下で中央銀行が通貨安に歯止めをかける能力に疑問符が付くつ中、激しい急騰を見せてきたトルコ国債10年もの利回り。
直近下落していましたが、再び反発し上昇しています。

トルコ国債10年ものチャート

先程、遅行線がローソク足に近づくと反発する傾向があると言いましたが、まさに、トルコ国債10年もの利回りチャートでは、この現象が起こっていますね。

国債金利が高いとなぜダメか理屈がわからない方は以下をご参考に

トルコリラ円の反転のカギは2点

さて、では、トルコリラ円の反転(上昇)のキーとなるのは何でしょうか?

1)エルドアン氏が経済を下押しするとして拒んできた中銀の利上げを認めること
2)通貨安の大元の原因である米国人牧師拘束問題を解決してトランプ米大統領との対立を解消できるか

上記期待がありますが、上記2点の解決の見通しが立たなければ、再び底を目指す可能性もあります。注意が必要です。

今後のトルコリラ戦略:トルコリラ トラリピ自動売買はどう?

最安値圏でボラティリティがあるトルコリラ。上にも下にも動くので、トラリピが非常にうまくワークする相場つきです。

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トラリピの本家といえばM2Jですが、残念ながらM2Jは、スワップ金利がよくなく、また、手数料も高いのが難点。
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