2018弁1月以降、毎月5日前後で相場反転してきたビットコイン
上記図を見てわかる通り、びっくりするほどきれいに、5日起点に相場が転換をしてきました。

それ故、私は1ヵ月前の6月1日の記事で、下降トレンドだった5月が終われば、6月は上昇に転じると予測したのですが、その予測は大きく外れ、2番底(大底)を探る月となってしまいました。

5日を起点にトレンド転換ではなく、5日を起点に相場つきが変化(トレンド転換、或いは、トレンドが加速)と見るのが正しかったのかもしれません。

そこで、間もなくやってくる7月5日を前に、そもそもなぜ、5日近辺で相場つきが変化しやすいのか、そして、現在のチャートから、7月5日以降はどのような動きをするか、推測してみました。

BTCが毎月5日前後で相場つきが変化しやすい理由

そもそも、なぜ、ビットコインが毎月5日前後で相場が変化しやすいのか?
その理由は、ビットコイン先物の存在です。

先物とSQ日

先物にはSQ日と呼ばれる先物の清算日があります。

株式でも先物の決済の週には特に株価が大きく動くことがあり、特に株式が大きく下落した際、「SQに絡んで売り仕掛けが行われた」といったニュースが報じられることがよくあります。売り仕掛けとは、ヘッジファンドなどの大口投資家などが相場を売ることによって力ずくで崩し、相場を下げさせて儲ける戦法です。

2017年12月に始まったビットコイン先物

さて、ここでビットコインに話を戻すと、ビットコインは年初来下落を続けてきたわけですが、その少し前、ビットコインが活況に沸いていた2017年12月にビットコインの先物が2つの取引所で始まりました。
COBE:2017年12月10日~
CEM :2017年12月17日~

さて、先日6月29日、CEM(シカゴ・マーカンタイル取引所)の6月のビットコイン先物(取引期間2017年12月15日~2018年6月29日)が取引最終日を迎えました。このビットコイン先物の決済日(SQ日)が7月5日です。

つまり、本記事の冒頭で、2018年以降、5日を起点に相場つきが変化してきたと言いましたが、この日がSQ日と重なります。どうやら、先物と大きく関係しそうです。

直近清算のビットコイン先物は、BTC絶頂期に開始された取引

そして、もう一つ。この先物の取引開始日2017年12月15日といえば、ビットコインがまさに最高値圏のころ。

もし、この頃の相場つきを見て、資金を持った大口投資家らが「BTCはバブルだ!」と判断したなら、大口投資家はビットコイン先物を売ったでしょう。そして、もしこのタイミングで売りポジションを持ったなら、可能な限り大きな利益を上げるために、できるだけビットコイン現物相場を崩したいと考えるはずです。

そして、上記の背景から、実際にビットコインは半年間大きく売られてきました。6月の2番底(大底)をつける下げも、先物売り勢の最後の売り潰し作戦だったのかもしれません。

もはや、仮想通貨市場も株式などと同様、先物勢を無視できない相場になったのだと改めて痛感しています。

ビットコイン先物の売り仕掛け圧力は弱まった。これからの相場はどうなる?

さて、今、最も高値で先物の売り仕掛けをしてきた人たちのポジションは7月5日に清算され、下値圧力が弱まることになります。

とすれば、ビットコインはこのへんが大底じゃないかとの考えに至ります。

すぐに、大きな買いが入ってくるかはわかりません。ただ、そのうち、大口勢が大きく値を上げないよう注意をしながら、安値で買い漁るような動きが出てくるのではないかと考えます。そして、大量に仕込んだところで、一気に上げていく。これが、うまく相場で儲けている人たちの常套手段です。

一般は庶民は、昨年12月同様、大口の安値大量買い仕込みが終わり、本格的上げが始まってしばらくしたころ、わ~買わなきゃ!となって買うから養分になるんですよね。

投資の鉄則は「安く買って高く売る」 悲観の中で買え!

相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

上記は、米著名投資家ジョン・テンプルトンの有名な言葉です。
テンプルトン氏の投資手法は「バーゲンハンター」。悲観の極みで投資をするという手法です。

投資で成功したいなら、悲観の極みで買わなければだめなのです。

株価と投資家の心理を示した、Psychology of Market Cycle(サイコロジーマーケットサイクル:投資家心理と市場サイクル)を改めて確認してください。

株価サイクルと投資家心理
1. Disbelief(懐疑)
2. Hope(希望)
3. Optimism(楽観)
4. Belief(確信)
5. Thrill(スリル)  
6. Euphoria(陶酔)
7. Complacency(陶酔、独りよがり)※間違った買い
8. Anxiety(不安)
9. Denial(拒否)
10. Panic(パニック)
11. Anger(怒り、自暴自棄)
12. Depression(降伏、意気消沈) →再び「1」へ

今は、12にいます。そして、これからどれだけ続くか不明ですが1の「懐疑」期間に突入していきます。

あなたならどこで買う?
私は、次の大相場までは1~2年(最大3年)はかかるだろうと覚悟して、今月も淡々と底値買いを続けます。

良書:テンプルトン卿の流儀

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