マイナーが熾烈な競争のもとに日々行っているマイニング

2018年の暴落の最中、ビットコイン価格はマイナーの採算ラインぐらいが底値ではないかといった話も目にしたように思いますが、今現在のBTC価格の底値付近で上下に振られる展開からは、マイナーよりも大口投資家・機関投資家、或いは世界を裏で牛耳る者たち?が、再び底値をごっそり買い上げるか価格形成のキーになっているように見えます。

さて、日々、生成されるブロック数は決まっているわけですが、そこから日々生まれている報酬価値は時価にしていくらなのか?

基本的なことですが計算してみました。

日々のマイニング報酬総額を計算してみる

基本:ブロックチェーンとマイニング

ビットコインは、ブロックチェーンという公開台帳作成作業=マイニングによって管理されています。

取引情報は、台帳に10分間ごと1回書き加えられます。このとき、最も早くハッシュ値を求めたマイナーに台帳書き込みの権限が与えられます。1回の作業で1ブロックが生成され、それ以前の取引台帳であるブロックのチェーンの最後に書き加えられます。この作業の完了することで、マイナーは、12.5BTC/1ブロックの報酬を受け取ることができます。

マイニング報酬の計算

さて、それでは、イニング報酬総額を計算してみましょう。

①10分間に1回、ブロックが生成(取引台帳が書き込まれる)ので、
 1日当たりのブロック生成数=6回×24時間=144回

②現在、マイニングブロック当たりの報酬額=12.5BTC ※なので
 1日の報酬額=12.5BTC×144回=1800BTC

 ※マイニング報酬は210,000ブロック毎に半減。
  2009年依頼、これまで2回の半減期を迎え、只今、12.5BTC。
  次回の半減期は、2020年で6.25BTCとなる

③2018年7月1日現在、1BTC=約70万円
 1日当たりのマイニング報酬総額=1800×70万円=126000万円=12.6億円

毎日、こんな大きな報酬が生み出されていると思うとスゴっと思わざるを得ない。
この報酬を求めて熾烈なマイニング競争が行われているわけですね。

マイニング報酬の損益分岐点

さて、報酬を得るにはマイニングマシン、電気代、場所代といった費用が必要です。
その中でも、最も重要なのが電気代です。

2018年1月1日 bloombergの記事、BNEFのアナリスト、ソフィー・ル氏の調べによると、ビットコインマイニングの損益分岐点は損益分岐点は$6925(約76万円 @ドル円レート110円)。

マイナーの75%は電気代の安い中国に集まっているとのことですが、電力業界への交渉によって、1kw・時間当たり0.13ドルが0.03ドルまで低下可能との話もあり、この場合、損益分岐点は$3869(42.6万円@ドル円レート110円)となります。

マイナーの損益分岐点が前者なら、現在のビットコイン価格では不採算、後者の場合は採算ラインです。

BTCチャートも見ておこう

ビットコインは現在、2018年2月6日の暴落一番底と同等額水準まで下落し、何とか持ちこたえて反転したところです。
ただし、一番底の時と比べて反発力に欠けます。まだまだ本格反転とは言えない状況です。

仮想通貨の時価総額

以下は、仮想通貨市場全体の時価総額の推移。
こちらも、ビットコインチャート同様、2018年2月6日の暴落一番底と同等の時価総額まで下落しています。

BTCドミナンスは上昇

ドミナンスを見ると、ビットコインのドミナンスが42.9%まで上昇。
ここからわかることは、ビットコインよりアルトコインの方が下落が激しいということです。主力アルトコインはまだ値を保っているものの、それ以外のアルトコインの下落っぷりが激しいですね。

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