人はなぜ、自滅する選択をしてしまうのだろうか?

なんて、愚かな行動をしているのだろう、と思いながら、今の自分を変えられない。
そして、そんな自分がさらに嫌になる。

直近、自滅・自爆したなと思うことがあり、随分昔に読んだ本ですが、自分の戒めの意味も込めてご紹介したいのが池田 新介さん著作の「自滅する選択」
行動心理学の本ですが、「自滅」をキーワードにしているところが本書の面白いところ。自分の利益に反してしまう矛盾した行動のメカニズムとその対策を明らかにしてくれます。

「ダメな自分」を変えるヒントが得られますよ。

「自滅する選択」とは

本書のタイトルでもある「自滅する選択」を改めて定義すると、自分の利益に反してしまう矛盾した行動のこと。

ギャンブル、借金、喫煙、飲酒、過食など、目の前の快楽になびいて後悔する、人間の本能ともいえる「自滅する選択」のメカニズムとはどのようなものなのか?

本書ではこのメカニズムを心理学・経済学の両観点から明らかにし、改善策と対応策を明らかにし、ダメな選択を賢い選択に誘導する方法や喫煙・肥満・多重債務などの社会的な問題を仕組で解決する手立てを提示しています。

当ブログの読者さんに多い投資家の場合、「自滅する選択」として、上げられるのは「ポジポジ病」「塩漬け」等。これで大きな資金を失った人多いのではないでしょうか?

「自滅する選択」を理解する上で重要なポイント

自滅する選択を理解する上で重要なポイントは、以下の2点

・現在の利益(満足)と将来の利益(満足)を秤にかけてどちらを選ぶかという
 「現在か将来か」の選択に対し、
・大きく見えてしまう目の前の利益を選択してしまう

ケーキを我慢できずに食べてしまう行為も、長期的な利益より、目の前のケーキという短期的利益が大きく見えてしまうからです。

自滅する選択―先延ばしで後悔しないための新しい経済学

自滅する選択を回避するには

人間は、放っておけば短期的な満足を優先的にさせ、長期的な計画をドミノ式に反故にし、結果的に大きな損害を負うことになります。

これを解決するためには、「自制」が必要です。

経験により目の前の強い誘惑をうまくコントロールして長期的な利益を確保する自己管理能力=意志力を理解することが大事です。

正し、この自制への理解は、残念ながら「経験」でしかつきません。

マイルールを作って自分を律しよう

自制するには「マイルール」が欠かせません。

マイルール作りには「ごまかしようのない明確なルールをつくること」が大切。また、守りやすいルールを決めることも大切です。

正し、ある程度外的要因で賢い選択を選べるように誘導することはできますが、やっぱり最終的には「自分との戦い」です。

マイルールを破らないための工夫

マイルールは正当化と例外化によって、破られる可能性があります。ではどうしたら、ルールを守りやすくできるでしょうか?

1.計画期間を短くする
2.敵(欲望)が弱いうちに叩く
3.ながらで対応しない(認知能力が落ち、ルールが緩くなる)

例えば、食事の場合、食欲が増大する前に少し食べるとか、テレビを見ながら食べないなどです。

まずは、ダメな自分を認識し、利益と損失とは何かを十分認識しながら、少しずつでもいいので改善していきましょう!

自滅する選択―先延ばしで後悔しないための新しい経済学

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