経済不安で下落が止まらないトルコリラ。
5月23日には、対円では22円台、対ドルでは4.92まで急落し、過去最安値を更新しました。

あまりに急激なトルコリラの急落に対し、トルコ中銀は5月23日と6月7日に異例の利上げを実施。6月14日現在の金利は17.75%と異例の高水準です。
仮にこの金利で預け入れできるなら、100万円預けて1年ほおっておくだけで17.75万円の金利。これは、4.1年で金利が元本を超えることになります。

ここまで金利が高くなったトルコリラですが、果たして今後はどうなるのか?

トルコリラの政策金利の変遷を確認した上で、
・今、トルコリラ円は買いなのか?
・現時点で月10万円の不労所得を得ようと思ったら、どうしたらいいか
考えてみます。

トルコリラ政策金利推移(2018年6月まで)

トルコの政策金利2018年6月現在17.75%
6月7日には1.25%の追加利上げで、17.75%となっています。
前回、最高金利を付けたのは2008年7月~19月の16.75%ですから、ここ10年では最高金の異例の金利水準です。前回に習うなら、ここから数ヵ月は最高金利を維持することになりそうです。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2018年 8.00 8.00 8.00 8.00 16.50 17.75
2017年 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00 8.00
2016年 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 8.00 8.00
2015年 7.75 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50 7.50
2014年 10.00 10.00 10.00 10.00 9.50 8.75 8.25 8.25 8.25 8.25 8.25 8.25
2013年 5.50 5.50 5.50 5.00 4.50 4.50 4.50 4.50 4.50 4.50 4.50 4.50
2012年 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75 5.50
2011年 6.25 6.25 6.25 6.25 6.25 6.25 6.25 5.75 5.75 5.75 5.75 5.75
2010年 6.50 6.50 6.50 6.50 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 7.00 6.50
2009年 13.00 11.50 10.50 9.75 9.25 8.75 8.25 7.75 7.25 6.75 6.50 6.50
2008年 15.50 15.25 15.25 15.75 15.75 16.25 16.75 16.75 16.75 16.75 16.25 15.00

今、トルコリラ円は買い時なのか?

高金利が魅力のトルコリラ円ですが、トルコは政治リスク・経済リスクがあり、これまで一方通行で下落してきました。しかし、下落もいつかは止まります。その時期がいつなのか見極めることが重要です。

私は2017年1月からトルコリラ円投資。買値平均は30円を切っていますが、それでも為替益は含み損。結果、投資判断、見誤りです。一方で、スワップ金利が為替損を緩和してくれています。

そんな私が現在、思っていること。「さすがに、もうそろそろ反転するでしょ」。
もちろん、自分の願望というところもありますが、まずは、チャートを見てみましょう。

対ドル トルコリラチャート

対ドルでみるとトルコリラは5月~6月にかけてすざましいトルコリラ安に見舞われましたが、トルコ中銀の金利引き上げにより一旦ピークアウトした感じがあります。

対円 トルコリラチャート

トルコ中銀の異例の金利引き上げにより、対円でもトルコリラ円は大きく下落しています。

日足

週足

トルコリラ円の売買動向

2017年のトルコリラ円は大きく値を下げると高金利通貨狙いのミセスワタナベの買いが入り、買いポジションが増加する傾向がありました。しかし、直近、トルコリラ円22円台までの大幅下落は想定外だったのか、買いポジションは大きく減少。ロスカットで手じまいされたと考えられます。

もはや総悲観状況ですが、リーマンショックなどの時も、総悲観になった時が、後になると絶好の買い場ということはよくあります。個人的には今回はそのような場となるのではないかと考えています。

トルコリラ円投資はFXが有利

トルコリラはボラティリティが激しい通貨です。
投資をする方法には、外貨預金で手堅く投資をする方法もありますが、為替手数料が大きいのが問題。
トルコリラに限ったことではありませんが、一般的に、手数料・金利の観点から有利なのがFXで、レバレッジ1倍で投資をすれば、為替リスクは外貨貯金と手数料を圧倒的に安く抑えることが可能です。

1万通貨に対するスワップ金利はFX会社によって異なるので、高金利通貨を取引する場合は、スワップポイントが高い会社を選ぶのが必須です。

FX会社のスワップ金利比較

上述の通り、高金利通貨トルコリラ投資には、スワップポイントが高い会社を選ぶのが必須です。
その次に、スプレッドが狭い、最低購入単位が重要となります。
もともとも資金量が少ない方は、あまり無理せず、1通貨から購入が可能な会社を選択したほうがよいでしょう。

2018年6月現在、最も有利に取引できる会社はGMOクリック証券【くりっく365】。金利だけでなく、スプレッドも狭くてオススメです。

会社名 スワップ
金利
スプレッド 最小
取引数量
備考
GMOクリック証券【くりっく365】 105円 2.9銭 1万通貨 スワップ金利で選ぶならここ!
トレイダーズ証券「みんなのFX」 102円 1.9銭 1000通貨
ヒロセ通商 99円 1.9銭 1000通貨
SBI FXTRADE 86円 4.8銭 1通貨 資金が少ない場合はココ!
セントラル短資FX 84円 2.5~6銭 1万通貨
FXトレード・フィナンシャル 83円 15~50銭 1万通貨
FXプライム by GMO 82円 4.8銭 1000通貨~

高スワップ会社を選べば、実質金利は約16%

さて、ここで、スワップ金利の違いが1年の運用でどのぐらいの金額差となって現れるか確認してみましょう。

スワップ金利は最高105円~80円と差があるので、1万通貨をレバレッジ1倍で1年保有した場合の違いをシミュレーションしてみました。

①スワップ金利105円の場合
必要証拠金 (A):1万通貨×24円=240,000円
1年間の金利(B):105円×365日=38,325円
実質金利  (C):(B)/(A)=15.97%

②スワップ金利80円の場合
必要証拠金 (A):1万通貨×24円=240,000円
1年間の金利(B):80円×365日=29,200円
実質金利  (C):(B)/(A)=12.17%

上記は、取引量1万通貨で1年間運用の例を示しましたが、10万通貨、20万通貨と取引量が大きくなると決して無視できる金額ではありません。スワップ金利が高い会社を選ぶことが必須です。

なお、最大レバレッジは25倍ですので、最低証拠金は1万通貨あたり、9,600円で済みます。

フルレバレッジの運用は危険すぎて絶対にオススメできませんが、レバレッジ2~3倍程度の運用なら今のトルコリラ水準を鑑みれば口座が破綻することにはならないと考えられます。
今後もしばらく停滞し続ける可能性は十分ありますが、停滞している間にも金利はたまっていきます。

不労所得:高金利トルコリラ投資で1ヵ月10万円の金利収入を得るには

では、ここで10万円の不労所得=金利収入を得るためには、どのような投資をしたらいいか考えてみます。

ここでは切りよくスワップ金利は100円と設定、トルコリラ円レートは24円とした場合を考えます。

必要ポジション量:100,000円/(30日×100円)=33.4万通貨

必要証拠金(レバレッジ1倍):33.4万通貨×24円=8,016,000円
必要証拠金(レバレッジ3倍):33.4万通貨×24円/3=2,672,000円
必要証拠金(レバレッジ25倍):33.4万通貨×24円/25=320,640円

300万円でトルコリラの外貨定期を組みたいと思っているような方なら、FXでレバレッジ3倍弱の運用で月10万円の不労所得が得られそうですね。

口座&資金を用意し、次に下落した際に、底値買いトルコ投資を始めてみてはいかがでしょうか?

スワップ金利最強!スプレッドも狭い!
GMOクリック証券【くりっく365】
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