※2018年8月9日更新

経済不安で下落が止まらないトルコリラ。
対円では22円台、対ドルでは4.92まで急落し、過去最安値を更新しました。

あまりの急激なトルコリラ急落に対し、23日25時20分、トルコ中銀は3%の緊急利上げを実施。発表後は対円で24円、対ドルでは4.6リラ前後と前日水準まで戻し、行って来いとなりました。

トルコリラ円の動き

トルコ中銀が緊急利上げ、リラ急落で (日経新聞 2018/5/24 4:09)
 【イスタンブール=佐野彰洋】トルコ中央銀行は23日、臨時の金融政策決定会合を開き、複数ある政策金利のうち事実上の上限金利とする「後期流動性貸出金利」を3%引き上げ年16.5%とした。通貨リラの急落を受け、緊急利上げに踏み切った。中銀は声明で「物価安定のため、強力な金融引き締めを決めた」と説明した。

昨日5月23日からの値動きは壮絶です。
直近の急落のきっかけは、大手格付け会社フィッチ・レーティングスが22日に発表した「6月の選挙後に(トルコの金融・経済)政策立案に関する自由な裁量や予見性が圧力にさらされる可能性が高まっている」との声明でした。

23日朝7時過ぎ:
FX業者のロスカットルール発動による個人投資家の損切とみられる大量の売りが発生し、22.7円台まで下落。

23日日中~夜:
一旦戻すも、日中も下げ止まることなく、22.3円台まで下落

23日25時20分:
トルコ中銀が3%の緊急利上げを実施し、金利は年16.5%に。
トルコリラ円は24.2円まで回復。2円の行って来い。

上記、日経記事によると、中銀は金融引き締めを嫌うエルドアン氏の意向に反し、4月下旬の通常会合で0.75%の利上げを実施したが、市場は不十分と判断、リラ売りが継続しており、年初からの下落率は約23%にも上っていました。

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対円 TRY/JPY

対ドル USD/JPY

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