
ビットコインには反発力がないものの、ビットコインのドミナンスは上昇中。1月半ばに32%台までげらくしたビットコインのドミナンスは、昨日3月28日段階で45%弱まで上昇してきました。
現在、ビットコインに対し、明らかに弱い動きを見せているイーサリアムの値動きも、これが関係していると考えられます。
では、ビットコインのドミナンスはどこで上昇から下落へ転じるのでしょうか?
この予測が立てられれば、どのあたりで、大きく値下がりしたイーサリウムを買い仕込めばいいかの判断材料なると思われます。
次のドミナンスの最高値は47%?だとすると、もうそろそろアルトコインは値を吹き返すかも
ドミナンスの反転ポイントに関する面白い記事があります。
In Spring of 2017, we experienced an "alts season" for the ages, lasting a bit longer than 3 months. During that time, BTC Dominance dropped from 86% to 38%, a whopping 48% drop. For those that don't know, Bitcoin Dominance is Bitcoin's share of the total crypto market cap pic.twitter.com/Iadn186J5t
— The Crypto Fam (@thecryptofam) March 27, 2018
上記画像を拡大したのがこれ。
上記図は、緑線の期間はビットコインが強く、赤線の期間はアルトコインが強い(アルトコイン祭り)が起こる期間です。
2017年春には、3ヶ月以上の期間にわたって「アルト祭り」が開催され、その間、BTCのドミナンスは 86% から 38%、なんと 48% の低下を落しました。
ここで興味深いのが、ちょうどドミナンスの幅の半値戻しは64%ですが、次のビットコインドミナンスの高値が62%とほぼ、半値戻しをしている点です。
もし、これと同様のことが起こるとすれば、ドミナンス最低値の32%から15%上げた47%がビットコインドミナンスの最高値ということになります。
現在、ドミナンスは45%まで上昇してきていますから、もうそろそろ、ビットコインに対するアルトコインの弱さが解消してくるかもしれません。
4月にはこの反転ポイントが来そうな雰囲気ですね。
BTC/JPY, ETH/JPYのチャートでも確認しておくと….
以下は、上:BTC/JPY, 下:ETH/JPYの日足チャートです。
2つのチャートを見比べると、明らかにイーサリウムが弱いことがわかります。
ただ、ETH/JPYは2017年6月と2017年8月下旬に付けた2回の高値48000円付近に位置しており、もし、過去の2回の高値が下値レジスタンスとして働き、ここから反転するというシナリオが描けます。
あまりにずるずるだらだらとした下落でセリングクライマックスという感じでないところが気がかりですが、この辺が底となって反転してくれることを期待したいですね。
ちょっとイーサリウム買ってみようかな。