
記事「2017年 仮想通貨上昇率ランキングの結果から、来年の投資法を考察してみた」では、2017年1月1日と2017年12月31日の時価総額ランキング500位を比較し、上昇倍率ランキングを求め、その結果を考察しました。
その結果から、当たり前との見方もありますが、「億り人」の夢を追うには、ポートフォリオ内に$0.1以下コインのコインを一定量購入し、ホールドすることが大事であることを、数値結果から導きました。
それでは、どんな銘柄をどんな風に投資しておけばいいか、さらに考察を深めました。
草コイン候補の抽出方法
2018年に仕込んでおきたい草コイン候補を見つけるために、coinmarketcap.comの2017年12月31日の時価総額ランキング500位までのデータを使用。コイン/トークンの価格でソートし、$0.1以下の草コイン候補を抽出してみました。
すると、280件のコインが該当。500件中、半分以上が単価$1であり、これでは絞り込んだとは言えません。
そこで、条件を強め、以下の2つを抽出しました。
候補2.単価$1.0以下で取引所Binanceで取扱いがある銘柄:36件
候補2はかなり、私の志向が反映された条件に思われるかもしれませんが、理由はあります。
草コイン投資をするには海外の仮想取引所が必須となりますが、英語が総じて弱い日本人には言語は大きな壁となります。また、あまりに小さな取引所を利用することは抵抗ですし、いくつも取引所を使うと口座管理が煩雑になります。そこで、以下の条件を満たす取引所として選んだのがBinanceです。
・世界最大手の取引所
・取扱銘柄が多い(230銘柄以上)
・売買取引量が多いため、板に厚みがある
・取引手数料が安い
今、日本人でも、Binanceに口座を開く人がどんどん増えています。取扱銘柄数、手数料を考えると、当然とも言えますね。
それでは、上記条件でみた草コイン候補を見てみましょう。
なお、完全に単価データ値のみからの抽出で、その銘柄の特徴は考慮しておりませんのでご了承を。
候補1.単価$0.01以下の銘柄:28件
以下が候補結果です。
これらに下から順に許容金額に達するまで、各銘柄1万円相当分ずつ投資するといった方法なら28万円相当のビットコインなどを用意できれば投資可能となりますね。
候補2.単価$1.0以下で取引所Binanceで取扱いがある銘柄:36件
以下が候補結果です。
なお、時価総額の大きい銘柄を区別するために、10位まで、20位まで、30位までの背景をピンク色、黄色、水色にしてあります。
この中から、興味のあるものを10個とか選んで1万円相当分ずつ投資し、長期ホールドを前提に気長に値上がりを待つのはどうでしょうか。
なお、Binanceの特徴や口座開設方法については以下にまとめてあります。ご存じない方は、是非、チェックしてみてください。