
ビットコインからの分裂に慣れつつある今日この頃。今後も複数のビットコインが誕生することが計画されています。
まもなく誕生しようとしているのがビットコインダイヤモンド。
2017年11月25日(土)頃に分岐=誕生すると予定されています。
これまでは、ビットコイン分裂で新しいコインが誕生するとなると大きく騒がれ、ビットコインの価格も上がってきましたが、先行した誕生したビットコイン・ゴールドがまだ付与すらされないこと、さらに、新通貨の分裂誕生にやや市場が慣れてしまったのか、あまり騒がれていません。
でも、ビットコイン・ダイヤモンド。どんなコインか気になるので調べてみました。
ビットコイン・ゴールドとは?その特徴を他ビットコインと比較
ビットコイン・ダイヤモンドが、495,866ブロックに到達した時点でビットコインから分岐します。現時点では、2017年11月25日(土)頃に分岐=誕生すると予定されています。
ビットコイン・ダイヤモンドの公式ページには、ビットコイン・ダイヤモンドと他ビットコインを比較するわかりやすい表が掲載されています。
より重要なポイントをまとめると以下のようになります。
通貨名称 | ビットコイン・ダイヤモンド(Bitcoin Diamond) |
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通貨単位 | BCD |
供給量 | 2.10億 ※ビットコインの10倍以上 |
付与額 | 1BTCに対して10BTCの付与 |
マイニング | GPU※ゴールドと同じようなもの。ASICではない |
最大ブロックサイズ | 8MB |
ハードフォーク予定日 | 2017年11月24~25日頃 | リプレイプロテクション | あり |
上記以外に特質すべき点は、サイト内で「ビットコイン・ダイヤモンドは、ビットコインと敵対的な関係にあるビットコイン・キャッシュとは異なり、ビットコインと相補的な関係性を構築する」としている点です。ブロックサイズがビットコインとパイの奪い合いを繰り広げるビットコイン・キャッシュと同じ8MBでありながら、ビットコインと共存していくとしています。
ビットコイン・ダイヤモンドは495,866ブロック到達時誕生し、所持BTCの10倍の枚数のBCDが付与されることになります。
これまでこのようなビットコインを所有するだけでタダコインがもらえる場合、フォーク前に非常に盛り上がっていたのですが、前回のビットコイン・ゴールドの肩透かし(未だ、コインが受け取れない)などもあり、期待が薄いのか、Webの記事すら少ない感じです。
そんなに価値がないのでしょうか?先物価格をチェックしてみましょう。
ビットコイン・ダイヤモンドの先物価格は取引所EXXで30~40ドルを推移
ビットコイン・ゴールドの先物はすでに中国の仮想通貨取引所EXX.comで取引がされています。
以下は時間足チャートですが、1BTD当たり3300~4400円ということになりますが、1BTC当たり10BTDが付与されることになるので、1BTCに対して33,000~44,000円といったところで、仮にタダでもらえるなら、魅力的です。
ビットコイン・ダイヤモンドの取扱取引所
ビットコイン・ダイヤモンドの公式ページには以下の通り、ビットコイン・ダイヤモンドの取扱い取引所が一覧掲載されています。
今のところ、日本の大手取引所は取扱を表明していませんね。日本の取引所と言えば、BTCBOXぐらいのようです。
なお、Chamiが既に開設している口座で取扱いを発表している取引所がないかと思い確認してみたところ、取引手数料が破格に安いBINANCE(バイナンス)が取り扱いの準備をしているとのリリースを11月23日付けで出していました。
ブロック495,866で、Binanceアカウント内のすべてのBitcoin残高のスナップショットを取得し、ビットコイン・ダイヤモンドが安定しているとBinanceが判断した後にユーザーBCDをクレジットする(1BTCに対し10BCDを付与)と案内されています。
Binanceは手数料も安くて、新しい通貨にも早期に対応してくれる口座ですので、1BTCでもいいので、ビットコインを送金しておこうかしら♪
BINANCE(バイナンス)の口座開設法を紹介