
中国の取引所禁止のニュースをきっかけに暴落した仮想通貨市場。
ビットコインは、直近上昇幅の70%下落、イーサリウムは78.6%下落と、上昇分のほとんどを失うような大暴落となりました。
当ブログで何度も発言している通り、私Chamiの投資はガチホ投資。当然のことながら、仮想通貨ポートフォリオは大きく傷つきました。。。
しかしです。仮想通貨以外の資産全体を見ると、実はあまり傷ついていないのです。
直近の資産推移
下図は私の直近約1ヵ月半の資産推移(左)と昨日段階でのポートフォリオ(右)です。
図の通り、仮想通貨が大暴落をした割には、資産額が減っていません。むしろ、直近では上昇しています。

直近1ヵ月半の資産推移

ポートフォリオ(2017年9月17日時点)
※残念ながら今のマネーフォワードの機能では、仮想通貨を分離表示できませんので、資産総額の推移だけ確認ください。
アセットクラス分散によるリスク分散効果が!
資産全体が傷つかなかった理由は、分散投資のおかげ。
ビットコインが最高値をつけている頃は、株式、為替(ドル円)が下落していたのに対し、
ビットコイン暴落時は、株式、ドル円が上昇したからです。
具体的には、株式は仮想通貨が大きく下落する前までは、北朝鮮リスク/米国債務上限問題/ハリケーン被害などで株安、ドル安でした。
それが、9月10日以降、リスクが和らぐと同時に、仮想通貨が急激に下落しちゃったんですよね。
有事の「金」ならぬ、有事の「仮想通貨」になっています。
昨日の記事で、PJモルガンのCEOが、ビットコイン急落の最中に「ビットコインは詐欺だ」発言をし、さらに下落を加速させた後で、PJモルガンが底値買いをしていたという、大人のえげつないやり口について触れました。
この大人の行動をさらに勘ぐってみると、機関投資家などの大人は、常に市場にボラティリティ(価格の変動)が欲しくて、市場をかき乱しているのかもしれないと勘ぐってしまいます。
今後の課題
これまでは仮想通貨のアセットの割合が低かったので、その分が株式・為替の上昇で相殺されましたが、今後は引き続き、仮想通貨のアセット割合を増やすつもりです。
この場合、仮想通貨の下落分を他のアセットクラスの上昇分で補うというヘッジスタイルでは、十分、損失を賄いきれなくなると考えられます。
次回暴落までに、何か策を考えるか、動揺しないように確固たる信念をももたないとだめですね。
ひとまず、本課題を、頭の片隅に置いておきたいと思います。