
分裂問題で市場を騒がせていたビットコイン。
当初騒がれていた分裂 UASF(ユーザーアクティベートソフトフォーク)がとりあえず回避されたことで爆戻ししていますね。まだ、完全に問題が解決したわけではありませんが、とりあえず回避ということでショート筋は買い戻しとなったのでしょう。
ビットコインの今後の展開
これまでの騒動と今後の展開を見るうえで非常にわかりやすい図があったのでこちらをもとに解説します。
現在は、下図の最初の分岐点を通過したところ。
「Segwit2x(BIP 91)」案の支持が80%を超え、8月1日のUASF分離を回避されたところです。
しかし今後は、この図の次の分岐の通り、「2MB Hard Walk」問題があり、どちらに進むかが問われることになります。
具体的には、100%の支持が得られば「Segwit2x」案の通りブロックサイズが2倍の2MBに拡張されますし、そうでなければ、「Segwit2x」案を実行する側とそうでない側とに分裂することになります。
つまり、現状においては、「大混乱は起きないが、別の分裂はありうる」状態。しかも、この分裂が起きる可能性が非常に高い状態のようです。
では、ビットコインの行方はどうなる?
では、次の「2MB Hard Walk」問題に直面し市場価格はどこに向かうのでしょうか?
ここで参考となるのが、イーサリウムが過去に経験した分裂の歴史です。
結論だけ書いてしまうと、イーサリウムと同じようになるとすれば、Bitcoinが2つに割れたとしても、長期的には価格が上昇し、2つを合わせた市場規模も拡大するという推測が立ちます。
※イーサリウムの分割の歴史については、別途記事にしたいと思います。
さて、この混乱の中、私の仮想通貨口座はどうなった?
私は現在、2つの仮想通貨口座を所有し、資金管理をしています。
・bitFlyer(ビットフライヤー):Bitcoinを所有
・coincheck(コインチェック):Bitcoin、Ripple、NEMを所有
私は、この混乱の中、結局、売却も追加購入することもなく静観。その間、口座資産は市場価格に流されるまま大荒れ状態でした。しかし、現在は、価格も戻り、プラス益に戻りました♪
と、上記のように書くと、さも、自体を予測していたように思えますが…
実態は、わからな過ぎて動きが取れなかっただけです。ただ、基本的には、みんなにとって利益拡大となる方向に市場は動くとするなら、一時は市場がガタついたとしても、時間軸は不明なまでも市場規模拡大方向に動くだろうという時間軸の長い長期戦略に基づき、放置しました。
#市場の1参加者としては楽観的過ぎて、リスク管理ができておらず、あまあまな市場参加者と言えます…
数日前に買っとけばな~ですが、これはあくまで結果論。ひとまず、事なきを得てよかったとしておきます。