
FXトレーダーに人気の高金利通貨トルコリラ。
政策金利8%という高い金利が人気の理由ですが、反面、長期に渡り下落基調が続いており、2017年1月に歴史的安値29.05まで下落後反転しましたが、2017年4月、再びに下落してきました。1月から4月と、数ヵ月にわたって30円前後で停滞しています。
でも、私は、この水準は、後で振り返れば「絶好の買い場だった!」という可能性が高いのでは考え、投資をしています。
トルコリラ円をチャートでチェック
下図はトルコリラ円の週足チャートです。
2013年5月に高値56.51、2016年4月に53.98をつけて以降、24円以上、一方的に下落した。
ここしばらくは逆行現象が生じています。
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下図は、トルコリラ円の日足チャートです。2017年1月の最安値までもう少しのところまで下落しています。
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2017年1月、トルコ政府は為替介入により、これ以上のトルコリラ下落を阻止すべく、トルコリラを買い支えました。また、経済も一時よりもよくなってきているため、これ以上に急落する可能性は低いとみています。
以上が私が、買いポジションを仕込むなら面白い水準だと考える理由です。現時点では、29円を割ることも考慮しつつ、25円以下に下落してもよいように資金管理しています。
波乱があるか?4/16のトルコ国民投票
但し、不安がないわけではありません。それが、明日4月16日に迫ったトルコ国民投票です。
この投票では、エルドアン大統領に広範な行政の権限を集中させるかどうかが国民に問われます。世論調査によると、賛否は五分五分。もし、賛成多数となれば、大統領に権限が集中することで独裁化が進む可能性があります。
トルコの有権者は約5532万人。投票は即日開票され、16日夜(日本時間17日未明)には大勢が判明する見通しなので、週明けには相場の波乱がある可能性があります。
再び29円台に下落してた理由が国民投票によるものなのか、株価下落、朝鮮半島の地政学リスクの高まりによる円高が理由か、私には判断がつきません。ただ、まだ、波乱が残るトルコリラではありますが、長期目線で見れば、現在の水準は買い場になると考えています。
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