先日、利用拡大が進んでいるように見えるNISA利用者の半数以上(53.5%)が稼働していない事実を紹介しました。
利用拡大策が進むNISA、口座増頭打ち/非稼働口座53.5%

本日は、1月から誰でも加入できるようになった個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)の利用状況に関するレポートです。

まずはおさらい:確定給付年金iDeCoとは

年金には、大きく2種類があります。
一つは、厚生年金や国民年金のように、一定の年齢に達すると決められた額の年金を継続して受け取れる「確定給付型年金」です。一般的に「(公的)年金」というとこちらを指します。

これに対し、掛け金の運用実績に応じて受け取る年金の額が変わるのが「確定拠出年金」です。1月から始まった「iDeCo(イデコ)」は個人型の確定拠出年金に当たり、月々の掛け金は5,000円以上、1,000円単位で自由に決められます。

但し、掛け金の上限は職業によって異なります。
・自営業者   :月額6万8,000円
・専業主婦・主夫:月額2万3,000円
・公務員    :月額1万2,000円
・会社員    :加入状況により、月額1万2,000円、月額2万円、月額2万3,000円のどれか

みんな損してる!利用者+利用したい人は8.7%どまり!

このiDeCoのメリットは、以下の通り、税制面で多大な優遇措置を受けられることです。

iDeCoのお得すぎるメリット
(1) 運用益が非課税(運用中のスイッチングも非課税)
(2) 掛け金が所得控除(所得税や住民税が軽減)される
(3) 受取時も税の優遇(ほぼ非課税)

基礎年金・厚生年金保険と組み合わせることで、税制優遇を受けながら、老後の生活資金を得ることができます。

しかし、実際は、上記メリットの認知度が低いせいか、普及が進んでいません。

株式会社日経リサーチが首都圏40キロメートル圏内に居住する、20歳以上の男女がいる2,823世帯を対象に、調査時期は2016年10月から11月に行った調査をまとめた「金融総合定点調査 金融RADAR」の結果は以下の通り。

結果:
「すでに加入している」       :6.2%
「加入予定で手続きをした」     :0.3%
「加入予定だが手続きはしていない」 :2.2%
「時に決めていない・分からない」  :65.4%
「加入する予定はない」       :25.7%

予定を含めた加入者は、8.7%しかいません!!しかも、「加入する予定はない」と言っている方が25.7%もいます。

毎月5000円すら積立金を用意できないとすれば、日本全体が貧困しているとしか言いようがありません。しかし、恐らく多くの人は、「面倒」とか、「なんだか難しくてわからない」というマネーリテラシーの低さから来るものでしょう。

投資なのでリスクはあります。しかし、長期運用を前提とすれば3~5%程度のリターンは確率的に得られます。また、例えば会社員なら所得税を確実に減らせるというメリットがあります。

利用しないあなたは損をしています!!

少なくとも、ただ普通に普通口座で株式投資をしているあなた、或いは先にNISAで運用をしているあなた、先にiDeCoで投資をしましょう。NISAより確実に得をします。

以下の金融機関を使うことで、他の金融機関を使うより有利に投資ができます。取り扱う金融商品が異なるので、二つを比較してみるといいです。
商品ラインナップが多く、実績があるのがSBI証券
若干ですが手数料が安く済むのが楽天証券です。

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