
ボラティリティが高く取引量の大きい「ユーロドル」
ボラティリティが大きいじゃじゃ馬通貨「ポンドドル」
FXをやるなら、ドル円に加えてこれら2通貨を知ることが欠かせません。
その一つが「欧州通貨を動かす3要人」を知ることです。
最重要なメルケル独首相
言わずと知れた、ドイツ首相。最も重要で発言一つでマーケットが飛びます。
ECBドラギとの話合いも頻繁で、ECBを陰で操る人物としても大きな威力を持っています。
「オオカミ少年」なドラギECB総裁
こちらも超重要、マリオ・ドラギECB総裁。「ドラギ・マジック」との言葉もある通り、マーケットを誘導するのが上手。「私を信じてくれ」「マイナス金利の導入を検討する」などのトークでマーケットを動かしつつ、実際には何もしないことがよくある。
「狸」なカーニーBOE総裁
元ヘッジファンド出身で、元カナダ銀行(中央銀行)総裁を務めた経験を持つ。
発言に一貫性が感じられず、「いったいこの人、何を言いたいの?」とマーケットがあきれてしまうこともよくあります。このためポンドは彼の発言で大きく振らされることがあり、ポンドの戦略を考えるときはこの人の発言機会をチェックことが必要。
さらに欧州人ではありませんが、以下の2要人も欧州に与える影響が大きいので忘れてはいけません。
イエレンFRB議長
基軸通貨である米ドルの金融政策を取り仕切るキーパーソン。米国の発言は欧州でも無視できない。彼女の発言は、全世界から注目されている。
ラガルドIMF専務理事
元はフランスの財務大臣として活躍。現在はIMFのトップ。ドラギ総裁と同じく、どんな発言がでてくるかわからない恐ろしさがある
欧州通貨をトレードするなら読んでおこう!
上記3+2要人は、以下の本からの紹介。欧州通貨でのトレードを制したいなら、読んでおきたいお勧めの1冊です。