世界トップクラスの取引所は、一日どのぐらい取引で利益を上げているのかを示す、わかりやすい表が、HowMuchの「How Profitable Are the World’s Top Crypto Exchanges?」という記事にあったのでご紹介します。

50%以上がアジアに集中!仮想通貨取引所ランキング

上記は、仮想通貨取引所の1日利益ランキング。
ランキング上位は、以下の通り。
1位:Binance
2位:UPbit
3位:Huobi
4位:Bittrex
5位:bithumb

上記ランキングを見てわかることは、アジアに拠点を置く取引所が多いということ。50%以上がアジア系の取引所となっています。

アジアに取引所が多い理由

今、Web2.0の世界において世界を牛耳るのは、FaceBookやGoogle、Amazonといった米国企業。それに対して、仮想通貨取引所の半数がアジアに拠点があります。その理由は何でしょうか?
HowMuchの記事では、その理由を3つ上げています。

1.マイニングコストの安さ
エネルギーコストが安かったことが、仮想通貨が初期段階からの成長・発展の源泉となった。

2.モバイル決済が確立された経済圏
WeChat、AliPayなどのモバイルアプリは、P2P(ピアツーピア)とC2B(コンシューマーツービジネス)の両方の支払いに日々使用され、経済圏を確立しています。

3.ゲーム文化の発達
アジアはゲーム文化が進んだ地域ですが、ゲーム内での報酬にトークンを利用するという概念が早いうちから根付いています。

仮想通貨取引所が生き残るために、現在何が起こっているか

仮想通貨に先行して投資マーケットとして普及したFXにおいては、法緩和とともにFXブローカーが乱立し競争が激化。結果、特色のないFX業者は市場撤退を余儀なくされました。

仮想通貨においても、世界では続々新しい取引所ができる一方、現在の日本ではXEM流出事件をきっかけに、金融庁から停止命令がでる企業が出るなど、業者絞り込みのフェーズにあります。しかしながら、現在、まだ、スプレッド(手数料)の価格競争などはまだ。最大手であるBinanceすらまだ手数料の引き下げは実施していません。

しかし何もしていないわけではありません。多くの取引所は、市場・法の変化に迅速に適応するべく努力を行っています。では、どのような取り組みが見られるでしょうか。

DEX: Decentralization

仮想通貨取引所は今のような中央集権的に資金を管理する方法でなく、非中央集権化、つまり分散型取引所DEXに進む方向にあります。例えばBinanceも独自ブロックチェーンとしてBinance Chainの開発を発表。DEXへの第一歩を踏み出しています。

Fiat-to-crypto

これまで、多くの取引所は、銀行との連携には時間を要するため、取引所への入金は例えばビットコインやイーサリウムへの送金にて対応をしてきました。しかし、これらCrypto-to-Cryptoの交換しか行っていない仮想通貨取引所が、Fiat-to-Cryptoの交換、つまり、現金で仮想通貨の購入ができるよう、銀行との連携のハードルを克服しようとしています。

Incentivising investments

最近、投資するとインセンティブを与えるような取り組みが行われています。取引所がトークンを配布する、或いは高級品をプレゼントするなど、同業他社との差別化を行う企業が増えています。

私は現在、仮想通貨マーケットは厳しい状況が続いていますが、歴史が繰り返してきたように、再び、この下げ相場を克服し、上昇に転じると思っています。その時には、これら取り組みもさらに前進しているのでしょうね。取引所のDEX化などは応援したいです。そう思う人がおおいからでしょうか。Binanceのトークンは、他の仮想通貨が大きく下落する中、価格を維持しています。

Binance 公式ホームページ

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