経済的自由を手に入れたくて始めたはずの投資。
チャートに取りつかれ、暇さえあればチャートを見、そして下落相場局面では含み損を出して心もおかしくしてしまう。

そもそも人は多くのものを持ちががる生き物。これは本能です。

では、なぜ、心の健全を失うほどにのめりこみ、トラブルを起こしてしまうのか?

その理由は「こだわり」や「執着」です。強い欲求に囚われれば囚われるほど方向性は見えなくなくなります。

こだわりや執着をコントロールすることが大事ですが、ではどうすればいいのか?

人はなぜ、持ちたがるのか?

著書「身軽に生きる」は、緊急医療の現場で生と死を見つめてきた医師 矢作直樹さんがが、余計なものを捨てて心をラクにして生きる方法(考え方、習慣)について、提案する本。

人は本能で多くのものを所有したがります。この所有欲に「執着」すると、さまざまなトラブルが生じます。

できるだけ執着せず、こだわりの元を自分から離すことで、自らに執着心を生み出さないことが大事です。ストレスそのものが悪いのではなく、自分が置かれた状況とどう向き合っているかが大切なのです。

例えば、そんな考え方の一つが、「他人を信頼しても、期待はしない」こと

(何かを)してくれたらありがとう。してくれなくともそれが当然
(約束を)守ってもらえたら感謝、守ってもらえなかったら忘れよう

と考えれば、相手に対するイライラなどは消えます。

お金についても同様。欲深くなりすると人間関係はおかしくなりますし、執着しすぎて相場を追いすぎると下落相場で含み損。さらには損切もできずに身動きが取れなくなり、心身共におかしくなります。

「死」に対する悩み

人は高齢になると、どうしても「死」に対する心配が増えます。そもそも、人が死ぬことを心配になる理由は3つ。

1.死ぬまでのプロセスそのものが不安
2.逝った先の状況がわからないという不安
3.残された人々がどうなるかという不安

でもこれらは、考えても仕方ありません。

お金についても、悩んでもしかたがないことがたくさんあります。考えても仕方ないことは割り切ることが大事。

悩む暇があるなら人生を楽しみましょう。

動じなくなると、身軽になる

物事に一喜一憂したり、動じたりしなくなると、人はかなり身軽になります。では、どうしたら動じなくなるでしょうか?

以下のような言葉が活字として脳へ入り、さらに腑に落ちると、妙な不安や恐怖心が次々と減り、身軽になります。

1.知足(足るを知る)
2.必然(それ以外になりようがないと知る)
3.中今(今この瞬間こそ真実と知る)
4.無常(あらゆるものは常に変化すると知る)
5.覚悟(迷いを断ち切ることこそ最善と知る)
6.御陰(大いなる存在に守られていると知る)

いかがですか?
いろいろ執着しすぎるとろくなことがない、というのは、年齢を重ねた人なら何度か経験しているはず。
本書のような本を落ち着いて読むと、自分の欲に反省するとともに、欲のせいで自分が苦しくなっていることに気づかされ、少し身軽になれます。つらい思いをしている人は、読んでみてはいかがでしょうか。

身軽に生きる

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