昨今、値動き的にはあまり面白みのないNEM(ネム)ですが、公証に使えるアポスティーユ(Apostille)という機能があります。
よくわからないので、Nano Walletをアップデートしたついでに理解を深めてみることにしました。

アポスティーユ (Apostille)とは

アポスティーユ (Apostille) とは、ハーグ国際私法会議で締結された外国公文書の認証を不要とする条約が定めているもので、駐日領事による認証に代わり公文書に外務省、公証人役場等が実施する付箋による証明のことです。

NEMのアポスティーユ(公証機能)では、ブロックチェーンにファイルの情報とタイムスタンプを刻んだ公証を作成し、ファイルの信頼性を監査できるようにする機能です。

行政上、法律上などの公的な資料、例えば、重要な契約書や不動産登記のような書類などに、ブロックチェーンを利用することで、書類の改ざん、ハッキングなどを防ぐばかりか、これまでこれらの書類の取得にかかっていた取得時間やデータ管理などが大幅に改善されることになります。しかも、誰でも使えるとなれば、利便性は非常に高いと言えます。

Nano Walletによるアポスティーユ(公証)を作成方法

アポスティーユは、Nano Walletをインストールされている方であれば、非常に簡単に作成が可能です。ただし、料金が発生します。

下記は画像はNano Walletのサービス画面ですが、その中の「アポスティーユ (公証機能)」で作成できます。

以下は、「アポスティーユ (公証機能)」画面です。

作成に当たっては、暗号方式(ほとんどの場合、SHA-256でOK)、保管先(「プライベート、譲渡、アップデート可能」、または、「パブリック」)を選択することになっています。
アポスティーユするファイルのタイムスタンプのみを必要とし、余分なユーティリティを必要としない場合は「パブリック」、ファイルを更新可能かつ転送可能にする場合は、「プライベート、譲渡、アップデート可能」を選択します。

その上で、証明したいファイルをアップロードすると、以下のような公証が出来上がるそうです。この図では表示が見えませんが、契約書の最後には、NEM(ネム)mijn(ミジン)のロゴが入ります。

詳細な書類作成方法は以下にあるので、参考にしてみてください。※上図、契約書も下記サイトより引用しました。
NEM東京 ホームページ

ブロックチェーンが変える、スマートな契約の世界

今現在、紙ベースで、契約主体者に、公証人、および、公的機関が介在することで成り立っている公証ですが、XEMの「アポスティーユ (公証機能)」は、ブロックチェーン技術を使うと、非常に円滑、かつ低コスト、短時間に契約が成立することがよくわかる一例です。

誰でも簡単に、ブロックチェーンとネットワークを使って、簡単に証明書をブロックチェーン上に残していくことができる。これまで言葉で聞いていても、ブロックチェーンが契約のあり方を変えるといわれてもあまりピンとしなかったのですが、今回、証明書の作り方を学んだことで、納得できました。

これらの用途は契約書にとどまりません。今後ますます、アポスティーユを使うことで、改ざんやハッキングの恐れのない証明書の管理を行うサービスが増えていくであろう未来が広がっていくことを実感できました。ICOなどの投資の見極めをする際にも、このような観点をより注意して吟味したいと思います。

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