国税庁は12月1日、ホームページで、仮想通貨に関する所得の計算方法を発表しました。

ビットコインをはじめとする仮想通貨の売却・使用により生じる利益は、原則として、雑所得に区分され、所得税の確定申告が必要となり、住民税まで加えると最大55%の税率が適用されます。

ただし、サラリーマンで年末調整を行っており、仮想通貨の売却又は使用による所得が 20万円以下で、その他の所得がない場合は確定申告が不要になります。また、事業として得た利益、或いは、仮想通貨売買で生計を立てている場合は事業としての確定申告となります。

今回の発表では、仮想通貨に関する所得の計算方法が9問9答のFAQ形式で公開されています。

仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)(平成29年12月1日)(PDF/214KB)

9問9答の内容

情報は、7ページのPDFで公開されています。平素な表現で説明されているので、すべてに目を通すことは十分に可能ですが、9問9答の内容を見れば、自身が読むべき部分がおおよそわかります。

1.仮想通貨の売却
2.仮想通貨での商品の購入
3.仮想通貨と仮想通貨の交換
4.仮想通貨の取得価額
5.仮想通貨の分裂(分岐)
6.仮想通貨に関する所得の所得区分
7.損失の取扱い
8.仮想通貨の証拠金取引
9.仮想通貨のマイニング等

参考まで、これまで仮想通貨で以下のような売買をしてきたChamiの場合、関係するのは主に3,4,5,7です。

Chamiの2017年の売買状況
・基本買い増し(円で仮想通貨買い)。ガチホで、利益確定はしていない
・仮想通貨での商品購入はしていない
・フォークでタダコインはもらっている
・ICO参加のため、主にイーサリウムでICOコインを手に入れている

計算が特に面倒なのは「3.仮想通貨と仮想通貨の交換」

Chamiが特に面倒だと感じたのが「3.仮想通貨と仮想通貨の交換」です。

一つの取引所内で、すべて簡単に「円貨」がわかればさほど大変ではないのです。

しかし、実際は、多くの場合、ICOに参加のため仮想通貨の交換を行う際、以下のステップで購入をしているので、それぞれの購入額と手数料を計算し実際の1~4までの利益(損失)を計算しなければならないのです。

1.仮想通貨取引所(Coincheck, BitFyler, Zaif…)でイーサリアムを購入
2.MyEtherWalletにイーサリウムを送金(手数料が発生)
3.購入先にイーサリウムを送金(手数料が発生)
4.コイン/トークンと交換

当然この計算には、Q&A「4.仮想通貨の取得価額」も絡んできます。

う~ん。非常に面倒。Chamiは量的に計算しきれない量ではありません。ただし、結構時間はかかります。

しかし、頻繁に売買している人は、現実的に計算できないかと・・・・

フォークコインの計算は楽

仮想通貨と仮想通貨の交換は恐ろしく計算が面倒でしたが、計算が面倒なのではと恐れていたフォークでタダ付与されたコインに関する計算は楽

簡単に述べると、取得単価は0円。そして、フォークコインを売却又は使用しない限り申告は必要ありません。

仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)(平成29年12月1日)(PDF/214KB)

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