仮想通貨界隈で目にする・耳にすることが多いホワイトリスト(WhiteList)

Airdropに参加時、或いは、取引所のプレセール(IEO)、DEXのプレセール(IDO)への参加時など、「プレセールに参加したかったら指定の日までにホワイトリストに登録してね。」という案内を見かけますが、これは、何なのでしょうか?

ホワイトリストとは

皆さん、ブラックリストはご存知ですよね。

クレジットカードの返済が滞った場合や破産したときなど、事故/延滞情報として金融機関の個人信用情報に登録されてしまうことで、このリストに名前がのると「ブラックリストに載る」と言われます。つまり、ブラックリストは登録された人を排除する名簿です。

ホワイトリストはその逆。受け入れた人の登録名簿です。

Airdrop、IEO、IDOの場合は、プレセールの前に「ホワイトリストに登録してね」とアナウンスし、指定日までに登録した人だけに、お得な価格でトークンが購入できる権利を付与してくれます。

例えば、以下は、ホワイトリスト登録が要求される案件の一例です。

ホワイトリストの意義

ホワイトリストでは、名前、連絡先、Twitterやdiscordの登録などのタスク依頼など、さまざまですが、得には、どのぐらい購入するかを確認されることがあります。

これからプレセール・上場を迎えるプロジェクトにとって、どのぐらいの人数でどのぐらい資金が集まりそうか事前にわかることは非常に重要なことです。たとえ、資金が集まったとしても、それが数人の投資家からの資金だとしたら、リスク分散ができませんし、何人が投資しているよといった情報開示場もよろしくありません。

また、購入用の送金アドレスを記載させることは、ウォレットを持っていない人に、先んじてウォレットを作ってもらったり、それを使いこなす方法を学習してもらったりする観点からも意味があるでしょう。

このようにホワイトリストは、より多くの人に投資してもらうためにも、有意義な制度です。また、ホワイト登録などのターゲット日を設けることは、メディア拡散のためにも、プラスに作用するでしょう。

但し、最近は、プレセールの認知度が上がり、募集に対して圧倒的多くのエントリーが集まります。そのため、購入上限の購入の記載は減ってきています。

そもそも、ホワイトリスト登録に上限枠があったり、登録しても抽選方式で、必ず、プレセールでトークンを買えるとは限りません。プレセール情報を見つけたら、すぐに内容を確認し、登録を済ませることをお勧めします。

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