宝くじ当てて人生を変えたい!

宝くじは、別名「貧乏人に対する税金」、「愚か者の税金」などと呼ばれながらも、一発逆転の夢を馳せてしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな方に気になる本書。タイトルだけ見ると、宝くじを取り巻く様々な人生をまとめた本なのかと思いますが、ちょっと違います。

23の末路に専門家らがご意見

本書は、23の人生の末路について、転ばぬ先の杖的な知恵袋として各分野の専門家や経験者がご意見を呈する書です。
宝くじ以外に、なんでこんな末路を取り上げたの?と思うような風変わりな人の末路も取り上げられています。

23の末路(一部)
キラキラネームを名付けられてしまった人、友達ゼロの人、子供なしの人、教育費貧乏、(マイホームなしの)賃貸暮らしの人、バックパッカー、学歴ロンダリングした人(留学など)、都市を脱出した人、電車で中ほどまで進まない人、グロい漫画が好きな人、外国人観光客が嫌いな人、癖で首をポキポキ鳴らす人、睡眠時間な人、不機嫌な人、体が硬い人、他

上記のような人を切り口に、その先にどんな人生が待っているのか、一般的なところを専門家などがご意見していますが、賢く生きる知恵を与える本というよりは、読みながら、確かにね~、などとうなずきながら読める、読み物的要素が大きい本です。確かに語られる内容は、専門家一個人の考え方であり、別の考え方もあるというケースもあるでしょう。

しかし、こういう意見もあるし、ああゆう意見もあるなどと言われると、多くの人は、そこから学び正しい選択をすることがなかなか難しいのが現実。
例えば、賃貸VSマイホームは結論がでない難しいテーマですが、「縛られない生き方ができる賃貸の方がいいのだ!」と結論付けてくれる方が嬉しいものです。サバサバとシンプルな考えで良しあしを決める思考の仕方を学ぶには参考になる本でしょう。

同調圧力に強い日本に屈せず生きよう

そして、本書には「選択の末路」以外にも一つテーマがあります。
それは、世界の中でも同調圧力の強い日本社会の中で、社会や世間に同調できずに苦しんでいる人たちへのエール。
日本人は意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせること強制するところがあります。

同調圧力と言っても、以下の通り、圧力をかける人/圧力に屈服してしまう人が多いでしょう。

・他人に同調圧力をかける人
・同調圧力に違和感を覚えつつも、それに従ってしまう人

でも、同調圧力に屈せず、自分の頭で考えて行動してもいいんじゃないの。そんなメッセージが本書には暗に込められています。

通勤電車の中で、サクサク読める本です。気晴らしにどうぞ。

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