しがらみにとらわれることなく自由に生きたい

そんな思いを持つ私がタイトルに惹かれて手に取ってみたのが本書。

緊急医療の現場で生と死を見つめてきた医師が、余計なものを捨てて心をラクにして生きる方法(考え方、習慣)について、提案しています。

そもそも心が健やかでなくなる理由、すべてのトラブルは「こだわり」「執着」から生じます。
強い欲求に囚われれば囚われるほど方向性は見えなくなくなります。では、執着を捨てるにはどうしたらいいのか?本書にはそんなヒントが多数ちりばめられています。

人はなぜ、持ちたがるのか?

人は多くのものを所有したがります。これはたぶん本能です。成長と共に欲求はコントロールできるようになりますが、持ちたい、所有したいという欲求自体は、程度の差こそあれ、全くゼロになることはありません。

しかし、トラブルはこだわり(欲求)から生まれます。
できるだけ執着せず、こだわりの元を自分から離すことで、自らに執着心を生み出さないことが大事です。ストレスそのものが悪いのではなく、自分が置かれた状況とどう向き合っているかが大切なのです。

例えば、そんな考え方の一つが、「他人を信頼しても、期待はしない」こと

(何かを)してくれたらありがとう。してくれなくともそれが当然
(約束を)守ってもらえたら感謝、守ってもらえなかったら忘れよう

と考えれば、相手に対するイライラなどは消えます。

「死」に対する悩み

人は高齢になると、どうしても「死」に対する心配が増えます。
そもそも、人が死ぬことを心配になる理由は3つ

1.死ぬまでのプロセスそのものが不安
2.逝った先の状況がわからないという不安
3.残された人々がどうなるかという不安

でもこれらは、考えても仕方ありません。悩む暇があるなら人生を楽しみましょう。

動じなくなると、身軽になる

物事に一喜一憂したり、動じたりしなくなると、人はかなり身軽になります。では、どうしたら動じなくなるでしょうか?

以下のような言葉が活字として脳へ入り、さらに腑に落ちると、妙な不安や恐怖心が次々と減り、身軽になります。

1.知足(足るを知る)
2.必然(それ以外になりようがないと知る)
3.中今(今この瞬間こそ真実と知る)
4.無常(あらゆるものは常に変化すると知る)
5.覚悟(迷いを断ち切ることこそ最善と知る)
6.御陰(大いなる存在に守られていると知る)

身体のケアの第一歩は食生活の見直し

身軽に生きるためには健康でなければなりません。ストレスが増えると脳が過食を指示するため、ストレスを減らすことも大事ですが、体自体は食べたものでしか構成されません。
「食べ物が身体を作る」ことを肝に銘じて、日ごろの食事に気をつけましょう。

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