論理的には説明できないものの、比較的頻繁に繰り返される市場の法則=アノマリー
根拠はわからずとも、市場の習性も考慮してすることは、相場の世界で生きる残るためには非常に重要です。

5月のアノマリーは相場格言としてもよく知られている「Sell in May(セルインメイ)」

意味は、「5月に売って相場から逃げろ!」になりますが、毎年ゴールデンウィーク前の4月から株価暴落が意識されます。

今年は5月の暴落は起こりませんでした。しかし、安心していいというわけではありません。

Sell in Mayのフレーズの続き

Sell in May のフレーズから、「5月は暴落月」の意味と解釈している人も多いですが、これは間違いです。実はSell in May のフレーズの後には続きがあります。

Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.
「5月に売ってセント・レジャー・デー(9月第2土曜日に行われる競馬レース)まで戻って来るな」という意味になります。

5月に相場急変が起こる大きな理由は、ヘッジファンドが5月末を中間期末としており、決算を前に利益を確定させるために手仕舞いを行うからと言われています。実際には、ヘッジファンドの決算対策以降、相場が夏枯れしてしまう夏休みなどが続き、6月から9月は軟調な展開になる傾向があります。

つまり、「安い時に買って、高い時に売る」という投資理論に従うなら、「相場が高い5月に売って、相場が動意づきやすい9月に買え」ということになります。

この相場格言が必ず当たるとは言えませんが、かなり高い確率で発生しやすい、特に、大きく急落しやすいというというのは私の実感です。それ故、個人的には、ここ数年はNISAの買い増しも秋に行ってきました。

今年2017年は「7のつく年」の傾向にも注意が必要

もう一つ、格言Sell in Mayに関連して、「7のつく年」の傾向に注意が必要です。

「7のつく年」はこの格言が当てはまらず、米国株式相場が特別な動きを見せ、5~6月にかけての株式相場の上昇するという傾向です。米国株式市場は8~10年に一度、大暴落することで知られていますが、過去40年間程度のデータでは、「7のつく年」に、その暴落、あるいは暴落前のきっかけとなる出来事が起きることが多いのです。

詳細は以下の記事にまとめたのでご確認を!

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