高金利通貨トルコリラの行方を判断する上で、重要なイベント、象徴的な地位にあるエルドアン大統領に行政権限を集中させる憲法改正案の賛否が問われる「国民投票」が4月16日行われ、即日開票されました。

NHKニュース トルコ 憲法改正案で国民投票 “賛成が過半数”

トルコの選挙管理委員会は16日夜、暫定的な開票結果として、賛成が51.3%、反対が48.7%と、賛成がわずかに上回って過半数を占めたと発表し、与党党首のユルドゥルム首相は勝利を宣言しました。

憲法の改正によって首相職は廃止され、エルドアン大統領は、閣僚の任命や非常事態令の発令の権限のほか、司法にも影響力をもち、名実ともに絶大な権力を握ることになります。

国民投票の結果が賛成多数となったことで、政治情勢が不安定化する解散総選挙などのリスクが後退するとの期待感がある一方、大統領による独裁化の懸念リスクを抱えることになります。

ただ、トルコリラ/円の今朝の反応を見ると、イベント通過で上昇で始まるも、大きな変化なしといった状況です。このまま最安値圏でしばらく小動き・膠着するのではないかと予想します。

トルコリラ株式指数もついでに確認してみた

トルコリラに対し株式市場はどうか?と思い、トルコ株式指数をチェックしてみました。

以下は、トルコ株式市場(イスタンブール・ナショナル100種指数)の日足チャートです。
株式もイベント通過によって、特段大きな反応はしていない模様。50日移動平均線にぶつかり反発上昇しております。

今後も、トルコリラ円の動きには注視を続けます。

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