税制優遇制度である、NISA確定拠出年金(iDeCo:イデコ)

税制優遇度合から考えれば、NISAよりもiDeCoの方が圧倒的にメリットが大きいため、当ブログではかつてより、十分な投資余力がないなら、まずはiDeCoから始めましょうとお伝えしています。

過去記事 投資メリットが大きい、非課税制度はどっち?NISA VS 確定拠出年金(iDeCo:イデコ)
 

しかし、NISAはやっているけど、iDeCoは利用していないというケースが多いのが現状。なぜなら、iDeCo利用者は、利用者+利用した人が8.7%程度にとどまって言えることからも明らかです(金融総合定点調査 金融RADAR 結果より)。

過去記事 極一部の人のみが賢く利用!iDeCo(イデコ)、加入範囲拡大や税制優遇も加入予定を含めて8.7%どまり

さてでは、どちらにも投資できる十分な資金がある場合、NISAとiDeCoをどのように使い分けると、より効果的な投資が行えるでしょうか?

NISAとiDeCo、どう使う?

どう使い分ければいいかは、NISAとiDeCoの特徴を理解すれば見えてきます。

iDeCo:
スイッチングが可能
(売却後、別のものに再投資できる)
NISA :
スイッチンが不可
(一度売却すると、再投資できない)

iDecoは再投資できるのに対し、NISAは資産売却するとその金額だけ非課税枠から外れてしまいます。

つまり、NISAではできるだけ途中で売却したくならないよな、分散投資が行き届いた安定性のある運用対象がいいということになります。
当然、手数料が安いことも重要なため、TOPIX連動型のETFがベストな選択肢となりやすいです。

まずは、資産入れ替えが不便なNISAから手数料の安い運用商品で順番に投資枠を埋めていくといいです。

そもそも利用者が少ないiDeCo、選ぶならどの金融機関がよい?

上記ではNISAの使い方をお伝えしましたが、それは、まず、iDeCoの枠を使い切ってからの話です。まずは、iDecoを始めることが大切です。iDeCoを始めるには、確定拠出年金用の口座を用意する必要があります。

では、具体的にどこで口座を準備したらいいでしょう?以下の2つの条件を満たす金融機関を選択することが大事です。

  1. 金融機関によって、運用にかかる手数料等に差があるので、できるだけコストの小さい金融機関を利用すこと
  2. コストの安いインデックス型の金融商品が商品リストに含まれていること

 

 手数料がよい!&取扱い金融商品がよい! 2強 証券会社

上記条件を満たす、オススメできる金融機関は以下の2つです。
SBI証券は、これまで10年以上の実績があり、取扱金融商品が充実
楽天証券は、後発(今年から)ということもあり、若干手数料が安く済みます。

資料請求で得られる資料の方がWebでチェックするより全体像がわかりやすいです。2社より資料を取り寄せて、より気に入った方に申し込むといいですね。
ちなみに私は、SBI証券で運用をしています(かつては楽天証券は取り扱いがありませんでしたので)。