人生の悩み事の多くを占める「お金」。
90%近くの考え事、悩み事はお金に関連しているのが実態です。

本書の著者はランドマーク税理士法人の代表弁護士(所長)。相続・事業継承対策支援、資産税コンサルタント、決算、確定申告など、1万人以上の資産家から相談を受けてきた実績を持ちます。
本書ではお金持ちが節税でお金を「残す」方法、および、次の世代に財産を継承するという意味の「遺す」方法についてまとめられています。

過去に、「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」(小堺 桂悦郎 著)という本が売れましたが、その本を、現在の税制などに合わせリライトしたような本です。昨今、相続税の改正で、かつてより少ない資産しかもっていなくても相続税がかかるようになってしまいましたので、首都圏にマイホームを持っている不動産保有者など、知っていないと損をしてしまう内容がまとまっています。

お金持ちが特に嫌いな税金は「所得税」「相続税」「贈与税」

一般的に、お金持ちのタイプは4つです。
1.地主系
2.投資家系
3.事業系
4.キャッシュリッチ系
それぞれ、節税をしないと資産を守ることはできません。特に一度に資産が移動する相続税は問題です。そもそも、相続税の目的は「お金持ち」に富が集中するのを防ぐことにあるからです。

タワーマンション節税

かねてより、アパート経営等、不動産を相続対策に利用することはよく行われています。
昨今、注目を浴びているのがタワーマンション購入による節税です。時価が高く、評価額が低い物件を所有するれば、相続税を安くすることができるからです。

中小企業の経営オヤジがお金を持っている理由

理由は、彼らは、給料(報酬)以外に、会社の経費という財布を持っているからにほかなりません。

普通、年収500万円のサラリーマンは、所得税が約10%、住民税が10%、社会保険料(健康保険料約8%、厚生年金保険15%)など、合計40%前後が天引きされてしまいます。しかし、オーナー社長なら、報酬を少なくし、あらゆる個人の支出を経費として落とすことで、税金をほとんど払わないようにすることができるからです。

保険による節税対策

一般庶民にとっては、保険は病気や死亡への備えというのが一般的でしょう。しかし、会社役員なら、社長の退職金の準備、円滑な事業承継、生前相続・二次相続への備え…等、様々な用途に利用できます。保険という形で会社の利益を外部留保すると様々なメリットが得られます。

また、保険は、保険料を支払う際の損金処理や資産計上や、途中で意図的に解約して資金を還流させることが可能。「益出し」「損出し」を自在に行い、様々なリスクに備えられます。

 

相続は資産家だけの問題ではありません。むしろ、相続対策を一切行っていない一般庶民程、親の小さな資産を目当てに醜く争うことが多々あります。税に対する知識はあなたを守ることにつながります。このような平素な本で学んでおくと、みすみす損することを避けられますよ。

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