ドル円は113円を突破するほど円安が進んだ一方で、1リラ=32円台で低迷中のトルコリラ/円。先安値近辺で停滞しています。

なぜ、これほどトルコリラは大幅安なのでしょうか?そして、この大幅安は投資チャンスなのでしょうか?

トルコリラ、大幅安の理由

下落低迷中のトルコリラ。円安も進行中ですが、トルコ国内の政治不安国外への資金流出懸念を背景に下落を継続しています。

国外への資金流出の理由は、トランプ氏の大型減税などの経済政策が実施されれば、米国金利は超低金利状態は終焉し、上昇するとの見られるから。
米国の金利が上昇すれば、世界から米国ドルに資金が流入、その反対に、投資資金が引き上げられる新興国通貨を先頭に通貨下落が拡大します。

トルコリラ円の下げ止まりの目途は?

以下が、トルコリラ円の月足チャート。一方的な長期下落を続けてきており、現在、1リラ=32円後半を低迷中です。

■トルコリラ円チャート 月足チャート / 週足チャート

 
 スマホアプリにも自動トレンドライン機能がありとても便利!

下値を記録したのは大統領選挙の開票日。一時、31円~30円台へ急落しましたが、反発。キリのいい数字30円がサポートとして機能していると思われます。

TCMB(トルコ中銀)、11/25に利上げするも、トルコリラ安転換できず

そんな中、TCMB(トルコ中銀)は24日の政策会合で予想外の利上げを決定。3つの政策金利のうち、1週間物レポ金利(主要政策金利)と翌日物借入金利を引き上げました。

■TCMBの政策金利結果:2014年1月以来、2年10か月ぶりの利上げ
・1週間物レポ金利:7.50%から8.00%へ(0.50%の利上げ)
・翌日物貸出金利:8.25%から8.50%へ(0.25%の利上げ)
・翌日物借入金利:7.25%(据え置き)

結果、トルコリラ円は一時33円台半ばまで急伸しましたが、50日移動平均線に頭を抑えられ、トルコ安の流れを変えるには至っていません。

現状、トルコリラ円はドル/円の上昇に支えられて比較的落ち着いているものの、30円台に向けて下落する可能性があると思われますが、落ちたら買ってみてもいいのかもしれません。

底値で拾えれば、長期保有でスワップ金利と為替差益の両方が狙える面白い通貨なので、小ロットで下落したら拾ってみたいと考えています。但し、30円を割れれば、さらなる下落にも注意が必要ですので、注意しながらの運用が必要ですね。

極狭スプレッド定評のSBIFXトレードでトルコリラ円取扱スタート