英語の勉強、ダイエット、運動など、続けたくても続かない・・・
何をやっても続かない悩みをお持ちの方は多いでしょう。

人間の日々の行動のほとんどは、潜在意識に支配されています。潜在意識に染み付いたプログラムが、あなたの人生を決めているといっても過言ではありません。この潜在意識の体質改善を図ることが、「習慣化」です。

習慣化がうまくいかないのは、あなたの意識していない心の奥底の深いレベルで、この潜在意識の強烈な抵抗を受けているからだと語るのはコーチングのプロである著者の三浦さん。「潜在意識を味方につければ、ムリなく習慣化できる」と、述べます。

著者曰く、習慣化には【知らない→知っている→できる→やっている】という段階があります。「やっている」という状態は、意志の力をほとんど働かせる必要なくやっている状態です。この「やっている」のレベルに到達することが本書の目的です。この目的を達成するための、理論・方法が、本書内でわかりやすく紹介されています。

習慣化は頑張り過ぎない、無理しない

初期化の最初のフェースで大事なのは、「成果を上げること」ではなく「定着させること」。
意思の力は、負荷がかかると消耗します。まずは、一つのことに集中。成功体験によって、自己効力感や自己肯定感を作り上げていく戦略が大事です。
習慣化において苦痛の感情を作らないことが、潜在意識を安定・コントロールする秘策です。習慣化したい行動と、快の感情を結びつけられるような習慣を作ることが大切です。

習慣の断捨離

良い習慣を作るのと同時に「不必要な習慣をやめる」ことも大切です。不必要なものがなくなったことにより、大事なものが入ってくることができる余裕ができます。執着から離れましょう。

習慣化の最初のスイッチを入れる

「そもそもあなたがしたいことは何なのか?」
本当の自分を見つめ直すことにより、芯からの継続力が生まれます。スイッチが入ると、事は自然に、そしてスムーズに進みます。イメージするときは、できるだけ具体的に、そしてクリアにイメージしましょう。

習慣化:継続のために大切なこと

毎日続けられること、毎日できたかどうか明確にわかることを目標にすることが大切です。おすすめは、1日の終わりに、メモや日記帳で書き残すことです。

そして、3日坊主にならないためには、「行動しやすいパターンを見つける」こと。単体で行うより、パターン化したり、パートナーを見つけると継続率が高まります。

さらに、日頃から「意思決定の断捨離」を行うことも大切。意思決定が多いと、意志の力が消耗します。余分な意思決定の要素を減らすことが大事です。スティーブジョブスがいつも黒のタートルにジーンズ姿でしたが、これも意思決定の断捨離の一つです。

能力が上がる習慣

何か新しいことや難しいことを習慣かしようと、快適領域を超える度に、脳内のニューロンが新しい強い結合を作ります。「チャレンジの習慣は、脳のポテンシャルを上げる」のです。
普段からやらないことをやってみる習慣をつけましょう。

また、運動によっても能力がアップします。運動はニューロンの結びつきを促す土台を作ってくれます。運動の後に創造的な仕事をする。これにより新たなニューロンの結びつきが促進。新たな脳細胞として定着されます。

また、姿勢を正すことも大切。姿勢は心と連動しています。姿勢を正せば気持ちも前向きになります。

人生を根本から変える習慣:コミュニケーション

人の悩みの根本は人間関係です。会社を辞めていく社員も、その多くは根本は人間関係にあることが大半です。相手の立場に立てないのは、そのための情報が全く足りていないからです。まずは、「傾聴」することが大切です。

理由は、自分の頭の中にある世界と人の頭の中にある世界は違うから。人間は自分のことが一番気になるから故、自分のことを理解してくれる人、理解してくれようとする人に好意を抱きます。目の前の人の最高の笑顔をイメージする習慣化すれば、対人能力が格段に上がります。

そもそも、起きている事象は同じでも、認知の仕方次第で感情は大きく変わります。相手の指摘を腹立たしく思うか、感謝するのかはその人次第。今まで気づかなかったことを教えてくれたと感謝する等、積極的なとらえ方をする習慣で、未来への明るい視点が得られます。

そのためには、潜在意識の中にある思い込み(信念、価値観)どうコントロールするか、どういうことが心を安定化させ、日常レベルでストレスを軽減するキーとなるのか、など、自分を傍観してみる習慣で、事実と思い込みを切り離すことができると視野が広がります。