先週5月3日に発表された雇用統計。結果は下振れで米国景気の先行き不透明感から、急激なドル安へ。ドル円は106円ミドルまで円高が進みました。

米労働省が6月3日に発表した雇用統計によると、5月の非農業部門雇用者数は前月比38,000人の増加。増加幅は2010年9月以来の最小。雇用者数も16万人増から12.3万人増へと下方修正されました。

米雇用者数(過去5年)

非農業部門雇用者数(過去5年)

政策金利とマーケット~なぜ政策金利の利上げ、利下げで為替レートが動く?

早ければ6月にも政策金利が引き上げられるとの期待が後退してしまいました。

一般的に、各国の政策金利と為替レートには相関性があり、政策金利の変動は為替レートに影響を及ぼしています。では、なぜ政策金利の利上げ、利下げで為替レートが動くのでしょうか。

例えば日本円の金利が低く、米ドルの金利が高い場合を考えてみましょう。
この場合、投資家はより有利な金利を求めて日本円の資産の比率を減らして、米国ドルの資産の比率を増やそうとします。これにより、金利の高い米ドルを買うという動きが出てくることによって、為替は「円安ドル高」となります。

金利について学ぶための参考本

米国政策金利の推移を確認してみよう

ここで、上昇に足踏みがかかった米国政策金利の推移を確認しておきましょう。

米国政策金利(FFレート: United States Fed Funds Rate)(超長期)

米国政策金利(FFレート: United States Fed Funds Rate)(過去10年)

米国10年物国債の金利推移も確認してみよう

米国10年物国債の金利推移は以下のようになっております。

米国10年物国債金利(超長期)

米国10年物国債金利(過去10年)