「オマハの賢人」(Oracle of Omaha) との異名を持つ、米国著名投資家、投資会社バークシャー・ハザウェイCEO、ウォーレン・バフェット氏。2016年2月28日に、毎年、バークシャー・ハザウェイの株主に向けた「株主への手紙」が送られました。

本手紙は有名で、日本でも邦訳が書籍化されています。

この手紙のサマリー記事がハーバー・ビジネス・オンラインにあったので紹介です。

バフェット氏は語る、「逆バリ時期ではない」

さて、2016年は1月スタートから、乱高下する展開が続く株式市場ですが、バフェット氏の米国市場に対する見方は、以下の通り「楽観的」。

・米国の商業とイノベーションの金のガチョウはこれからもたくさん、大きな卵を産み続ける。

・240年間、米国への逆張り投資は大きな間違いだった。今も始める時ではない。

昨今、米国では富裕層と貧困層の二極化が激しく、多くの米国人が、子供たちの将来の暮らしが自分たちよりも悪くなると考えていますが、この考えに対しても、「その見解は完全に間違っている。今日米国に生まれる子供たちは史上最も幸運だ。」と述べています。

また、リーマンショック後、先進国のどの国よりも早く利上げを実施するほど景気回復している米国でさえ、実質GDPの伸びは年率+2%程度。過去に比べて、見劣りする数値にも見えますが、人口増加率を考慮しても、、25年間で+34.4%の驚異的な数字だと楽観視です。

バフェット氏の言葉に乗る!?でも、普通に乗っただけでは彼のようには儲けられないことにもご注意を!

私は株式を初めて随分と経ちますが、バフェット氏の将来予測は(その言葉の発言がすぐに起こるかどうかは別問題として)、方向性が当たっていることが多いと感じています。
昨今は、リーマンショックから数年経ち、書店の平積み本を見回しても、「世界株式の暴落に警告」を促すようなタイトルの本が増えつつありますが、個人的には不用意な米国株式への逆バリはしないでおこうと思います。

ただ、個人投資家の皆さん。ただ、バフェット氏の言葉に従ったとしても、彼のように儲けることは難しいのです。それは、バフェット氏だからできる手法があるからです。
以下の記事の一部に、その理由がまとめてありますので、チェックしてみてください。